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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第84話 叶わない夢
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!?あ、そっか、どんなものでも砕いちゃう魔法なんだよね。

ビー「私が治してあげよう。ついでに、レベルも上げよう。」

ス「分かりましたっす・・・」

レベルを上げる?どうゆう事?すると地面から変なイスと機械(?)が出て来た。イスには何本ものコードが繋がれていて、そのコードは機械と繋がっている。

マ「これ何?」

ビー「見てればすぐに分かる。スパイダー、座れ。」

ス「はいっす・・・」

ん?あの人の顔が悲しそうに見えたのは気のせいかな?スパイダーてゆう人がイスに座ると、上からヘルメットのようなものがスパイダーってゆう人の頭に被さった。そのヘルメットにも数本のコードが機械と繋げられている。

ビー「それじゃ、始めるぞ。」

ス「はいっす・・・!」

スパイダーってゆう人は固く目を閉じた。

ビー「スパイダーを、第1号から第2号へ!」

その時、コードから火花が散って、

ス「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

いきなり悲鳴を上げた。

マ「ちょっとっ!!何してるのっ!?」

ビー「スパイダーの強さを上げているんだ。」

強制的に強さを上げているって事!?

ス「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

スパイダーはものすごく辛そう・・・

マ「今すぐ機械を止めてっ!!」

ビー「何を言っている。強くしているだけだ。」

マ「このままだと、あの人死んじゃうよっ!!」

ビー「今までやってきたが、そんな事は一度もない。」

一度だけじゃないのっ!?

ビー「お前もこの機械で不死鳥の欲望(フェニックスディザイア)を発動させるんだ。」

マ「!!!???」

私の思考が止まった。それと同時に機械も止まった。スパイダーはイスに座ったまま動かない。

マ「ねぇっ!!本当に大丈夫なのっ!?」

ビー「安心しろ。すぐに目を覚ます。」

ビームが言ったとおり、スパイダーはすぐに目を覚ました。でも、さっきのスパイダーじゃない。目が・・・スパイダーの目が、赤い・・・

ビー「スパイダー第2号、ファイターたちが帰って来るのをしばらく待ってろ。」

ス「はいっす。」

スパイダーは私の前を通った時、あの赤い目で私を睨んできた。

ビー「お前もあんな風に強くなるんだ。」

マ「最低だ・・・」

ビー「?」

マ「あんた最低な人間だよっ!!自分の弟子を道具みたいに扱ってっ!!!私はあんたの思い通りには絶対に動かないっ!!!自分の手で、不死鳥の欲望を止めてやるっ!!!」

私は決意した。あのフェアリーってゆう変なやつも、他のやつも、さっきのスパイダーみたいになってたんだ。こいつのせいで・・・!!!

マ「私は・・・私
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