序章 僕の選択
第五話 デスゲーム開始!!
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がそう切り出すと、キリトがびっくりした顔でこっちを向く。
「僕も、この町でまだ少しやりたいことがあるしね。悪いけど、キリトは先に行ってて欲しい」
真剣な顔でキリトにそういう。
と、キリトはわかってくれたようで、溜息を吐き、
「わかったよ。何かあったら二人ともメッセージを飛ばしてくれ。...じゃあ、またな、クライン、ソラ」
そしてキリトが体を北西...次の町がある方に向けようとする。
「「キリト!!」」
クラインさんと僕が同時に引きとめた。
...あれ?なんで僕、ひきとめたんだろう。
「...」
キリトが視線で問いかける。と、キリトが手を軽く振り、体を北西に向けた。
と、五歩ほど離れたところでクラインさんがキリトに声をかけた。
「おい、キリトよ!おめえ、本物は案外かわいい顔してんな!結構好みだぜオレ!」
「キリト! さっきの顔よりはそっちの方が似合ってるよ!!」
と、キリトが歩みを止め、叫び返した。
「クラインもその野武士ヅラのほうが十倍似合ってるぞ!!ソラもわざわざネカマになるよりもそっちの方が似合ってるぞ!!」
...今なんて言いやがった?あいつ。
と、キリトはそのまま走り去ってしまった。
...クソっ!次会ったときは一発ぶん殴ってやる...!
ま、今はそれより、クラインさんの方だな。
「クラインさん」
「は、はい、なんでございましょうか!」
呼びかけた瞬間に直立不動になるクラインさん。
...一体どうしたんだろう。とりあえず気にせずしゃべる。
「とりあえずクラインさんの仲間を探そう。広間にいるんでしょ?」
「は、はい。そうですが...ってオレの仲間探すの手伝ってくれるのかよ!...いや、手伝ってくれるのですか!」
「クラインさん、敬語使わないで。なんかうざい」
「お、おう。じゃあ、お、俺の仲間を探しに行くか!」
そしてなぜか妙にギクシャクしているクラインさんと一緒に探しに行くことになった。
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