第83話 連れ去られたマヤ
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私のいつもの服は、象が描かれている黄色いTシャツに、白いショーパンのはずなのに・・・
マ「何でドレスになってるの〜〜〜〜〜!!!」
薄い黄色のドレスに身を包んだ自分・・・なんかヤダ・・・って、誰が着替えさせたのっ!?さっきから驚いてばかりの私の前に、
ビー「起きたか。動物姫(アニマルプリンセス)。いや、鳳凰の娘と呼んだ方がいいか?」
マ「!!!」
白いYシャツに黒い帽子とズボンと革靴とマントに身を包んだ男が現れた。
ビー「災いの天使のマスター、ビームだ。」
マ「コードネームなんか名乗ってどうするの。」
ビー「知っていたのか。」
マ「妙にテンション高い変なやつから教えてもらったの。」
ビー「フェアリーの事だな。」
そうそう・・・って、こんな下らない話をしてる場合じゃなかったっ!!
マ「私をどうするつもり?てゆうか何でドレスなのっ!?」
ビー「その方がお似合いだと思ってな。あ、もちろん着替えさせたのは女の魔道士だから、安心して大丈夫だ。」
そ、それでもね・・・私にだって、デリカシーとゆうものが存在するんだよっ!!
ビー「話を元に戻して、お前をここに連れてきたのは、不死鳥の欲望を発動させるためだ。」
マ「え・・・?」
ビー「君の相棒の鳥が封じたらしいが、俺にはそんなの効かないんでね。」
う、嘘でしょ!?
マ「な、何でそんな事を・・・」
ビー「それは言えない。」
不死鳥の欲望・・・世界を、滅ぼす事が出来る魔法・・・
マ「・・・出来るならやってみなよ。」
ビー「?」
マ「あんたの思い通りには絶対にさせないっ!!私が自力で不死鳥の欲望を止めてやるっ!!!」
ビー「面白い事を言うんだな。フェアリーと似ているな。」
あんな変なやつと一緒にしないでよ。私のせいで、世界が、みんなが傷つくくらいなら・・・私自身で止めればいいんだっ!!天使になんかに負けてたまるかっ!!私は、あんたなんかの道具じゃないっ!!!こうして、妖精と天使の世界を賭けた戦いが、幕を開けた。
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