第83話 連れ去られたマヤ
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待機所に次々と怪我をした人たちが運ばれてきました。中には毒で倒れた方も・・・この時点で今残っているのは、ナツさん、ハッピー、フレイさん、ルーシィさん、リョウさん、グレイさん、ユモさん、エルザさん、ショールさん、トーヤさん、シャルル、ミラさん、リサーナさん、レビィさん、ギルダーツさん、私だけです。
ル「・・・まさか、マヤが狙いで攻めて来たとはね・・・」
そう、マヤさんが災いの天使の人たちに連れ去られたとナツさんたちから聞かされた時は驚きました。
ユ「何で・・・何でマヤを・・・?」
ユモさんはすでに目に涙を浮かべています。するとフレイさんが、
フ「・・・これは俺の推測だけど・・・恐らく、不死鳥の欲望(フェニックスディザイア)を、狙っているんじゃないかな?」
ギ「不死鳥の・・・欲望?」
ミ「フレイ、それは何なの?」
そっか、これを知っているのは私たちだけでしたね。私たちはギルダーツさん、ミラさん、リサーナさん、レビィさんに不死鳥の欲望の事を話しました。
リ「そんな力がマヤにあるの・・・!?」
ト「でもフレイさん、それはフレイさんが持って来た薬で・・・」
シャ「トーヤの言うとおりよ。あの時、マヤは確かに薬を飲んで、不死鳥の欲望の力を抑えたはずでしょ?」
フ「・・・あいつ等は、災いの天使のやつ等は、不死鳥の欲望の事を、詳しく知っているのかもしれない。俺や鳳凰も知らない、何かを・・・」
ウェ「フレイさん・・・」
フレイさんは額に手を当てて唇を噛み締めました。
ショ「不死鳥の欲望・・・世界を滅ぼす事が出来る魔法・・・」
エ「やつ等は、世界を滅ぼそうとしているのか・・・?」
ナ「んな事させるかぁーーーーー!!!」
突然、今まで黙っていたナツさんが大声を上げました。
ハ「ナツ!落ち着いてよっ!!」
ナ「これが落ち着いてられるかよっ!!マヤを道具みたいに扱き使って・・・!!許せねぇんだよっ!!!」
ナツさんの硬く握られた拳は怒りで満ち溢れてました。
リョ「ナツ、お前の気持ちと俺たちの気持ちも一緒だ。」
ギ「だが、今ここで暴れても意味がねぇ。」
ナ「・・・・・」
リョウさんとギルダーツさんのおかげで、ナツさんが少しだけ落ち着きました。
グ「まずはこれからどうするかだな。」
レ「また災いの天使のやつ等が攻めて来るかもしれないしね。」
ミ「負傷者もこんなにいたら・・・」
シャ「それに、これ以上負傷者が出たら、ウェンディの魔力も持たないわ。」
ウェ「私の事はいいんですっ!!」
私は一番弱いし、災いの天使の人たちと戦ってもすぐに負けちゃうから・・・だから、責めてみなさんの治療は私が遣らないと・・・!すると
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