暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第82話 災いの天使(ディザスタエンジェル)
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ョ「とにかく、待機所に行こう。早く2人の手当てをしないと。」

ル「うん!」

リョウはガジルを背負い、私はリリーを抱いて待機所へ急いだ。

****************************************************************************************

            『ここからギルダーツ目線でいきます。』

マスターをあんな風にさせるって事は、俺たちに喧嘩売ってんだな。それなら、納得いくまでボコボコにしてやるよ。しっかし暑いなぁ〜。砂漠だから仕方ねぇか。

カ「このくらいの暑さ、我慢しなさいよ。」

へいへい。その時、

ス「俺も暑いっす・・・あなたに同意するっすよ。」

ありがたく俺に同意してくれたのは、耳に銀色のピアスをつけて、白い蜘蛛の巣の模様がついた黒い服を着た男だった。そいつの服に白い災いの天使の紋章が刻まれていた。

ラ「こいつがじぃじを・・・!!」

ス「こいつじゃないっす。俺のコードネームはスパイダーっす。覚えてほしいっす。」

ジュ「スパイダー・・・蜘蛛?」

ギ「随分しゃれたコードネームだな。」

ス「マスターが付けてくれたコードネームっす。俺のお気に入りっす。」

喋り方もしゃれてるな。

カ「いちいち〇〇っすうるさいんだよっ!!カードマジック、死神の恋人!!」

ジュ「水流烈鞭ッ!!(ウォーターカーネ)」

ラ「レイジングボルトッ!!!」

あ〜あ、あいつもやってくれるね〜。俺の出番はなしって事か。・・・ん?

ス「蜘蛛の糸(スパイダースレット)。」

手から白い糸が伸び、カナ、ジュビア、ラクサスの動きを止める。

カ「えっ?」

ジュ「な、何ですか?この糸は?」

ラ「気持ち悪ィな。」

ス「蜘蛛の糸はそう簡単に解けないっすよ。狙った獲物は逃がさないっすから。蜘蛛の毒(スパイダーポイズン)」

カ&ジュ&ラ「!!!」

3人はその場に倒れた。

ギ「お、おい!どうしたお前等!!」

慌てて駆けつけると、3人の呼吸が荒い。あいつ、毒を・・・!!

ス「安心するっす。俺の毒はすぐには死なないっす。でも、天空の巫女の魔法では、治せないと思うっす。」

ギ「はぁ!?」

てゆうか、なぜウェンディの事を・・・?

ス「災いの天使は情報通っす。俺はもうここに用はないっす。また会ったら戦おうっす。ギルダーツさん。」

そう言うとスパイダーは瞬間移動で姿を消した。あいつ、俺の事も知ってるのか?確かに情報通だな。って、そんな事より早くこいつ等を運ばねぇとっ!!俺は3人を何とか背負い、待機所まで走った。

****************
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ