第82話 災いの天使(ディザスタエンジェル)
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エルザ、悔しいのは分かるが、今は急いでフリードとビックスローを待機所に運ぶのが優先だ。」
エ「・・・あぁ。」
私は換装を解き、フリードを背負うと待機所へ一直線に走った。
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『ここからルーシィ目線でいきます。』
私とリョウとガジルとリリーはオーリアの街で災いの天使の魔道士を捜してるんだけど・・・全然見つからないの。
ル「はぁ〜。」
リョ「ったく、どこにいるんだ。」
その時、
ファ「ここにいるよ。目の悪いハエさんたち。」
振り向くと、残骸の上に先がカールした赤い髪の毛に、オレンジ色のフリルのついた服を着た1人の女の人がいた。その女の人の服に、赤い災いの天使の紋章が刻まれていた。
ガ「てめぇ〜がマスターを・・・」
ファ「てめぇ〜じゃないわ。私のコードネームはファイターよ。」
いかにも強そうなコードネームね・・・
リョ「てめぇ〜・・・!!お、おい、ガジル?リリー?」
今にも聖剣(エクスカリバー)を抜いてファイターに噛みつきそうなリョウをガジルと巨大化したリリーが止める。
リリ「お前はしばらくルーシィといろ。」
ル&リョ「何でっ!?」
ガ「お前があの女に倒されたら、俺やリリー、ルーシィが敵うわけねぇだろ。」
リョ「俺があんなやつに倒されるわけねぇだろっ!!おいっ!ガジルッ!リリーッ!」
リョウの言う事に耳も傾けずにガジルとリリーはファイターってゆう人に向かって駆け出した。
ファ「あなたが鉄竜のガジル・・・そして、あなたのエクシード・・・かっ!」
ファイターは呟くように言うと、ガジルに回し蹴り、リリーに踵落とし。
ガ「ぐほぉ!!!」
リリ「がはっ!!!」
ル「ガジル!!リリー!!」
リョ「!!?」
そんな・・・あの2人を蹴り1つで倒しちゃうなんて・・・リョウも目を見開いている。2人は地面に落下する。リリーは元の姿に戻った。リョウはファイターのいる残骸の真下に行くと、
リョ「待てっ!次は俺だっ!!」
ファ「ゴメンね。ここにはもう用がないの。早くその2人の手当てをした方がいいわよ。」
ファイターって人は瞬間移動で姿を消した。
リョ「何なんだよあいつ・・・ガジルとリリーを蹴り1つで・・・そうゆう事が出来るのはてっきりユモだけかと思ったぞ。」
ル「私も思ったわ・・・あんなやつが、まだ4人も・・・」
私はガジルとリリーから目線を逸らし、リョウは血管が浮かび上がるほど硬く拳を握る。
リ
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