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バカとテストと召喚獣ing
19限目 助っ人登場
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吉井とAクラスの極秘試験召喚戦争が始まって3時間がたっていた。吉井の総戦力は5538点×15人分にまで減少し、Aクラスの総戦力は40人から10人分にまで減っていた。数字だけみると吉井が優勢に見えるが、霧島はC、D、Eクラスに援軍を求めていた。それに吉井は『試獣融合(ユニオン)』のせいで体力を大幅に消耗していた。

吉井「はぁはぁはぁ。霧島さん!やってくれるね」

根本「おやおや。随分お疲れのようだね?」
Bクラス代表の根本である。Bクラスにも協力を要請していたようだ

吉井「やっぱり来たか」

根本「バカでもそのくらい分かるか」

吉井「ふっ。ほっとけ」
簡単なことだ。二学年の中で一番自分に恨みがあるであろう根本がこのチャンスを逃すはずがないと思ったのだろう
根本「可哀相だな、お前」

吉井「何が?」
いきなり意味の分からない事を言われてびっくりしていた

吉井「どういう意味だよ!」

根本「だってよ。お前一人で頑張っているのに、お前のクラスメイトは人間のクズだな?」

吉井「皆には秘密なんだよ」

根本「本当にお前のクラスメイトはくずだな!あ、お前のクラスだもんな!」
なんと理由をつけて吉井のクラスメイトをバカにし始めた

吉井「ふざけるな!分かってるよ俺みたいなバカが誰かのために頑張っても意味ないって。全くバカだよね?一人でAクラスに勝とうなんて。でもさ皆は関係ないでしょ!確かに僕は学園1のバカだ、だからってなぁ。同じクラスの人をバカにしていいはずじゃあないだろ!たとえバカなFクラスでもな!」
吉井「人間のくずはお前だ!『試獣召喚(サモン)』ッ!」
いよいよ怒りの吉井と人間のクズの根本率いるBクラスの試戦争が始まった。

吉井『試獣融合(ユニオン)
体力は関係なしでぶっ倒したいらしい

根本「全員退避!」
なんと立ち向かわずに全員一気に吉井から逃げてった

吉井「どうしたのかな?さっきの威勢は?」

根本「後で分かるさ」
といいつつも吉井は確実に一人ずつ倒していった。吉井が勝っていると思っていたが

吉井「ぐはぁ!」
急に攻撃もくらってないのにダメージを負った。

吉井「ナンなんだ?ぐはぁ!まただ」

根本「なに簡単な事さ。お前の体に攻撃をしてるのさ」
といわれ吉井は自分の体を見ると、逃げていた召喚獣が吉井の体を攻撃していた

吉井「な、何で?皆の召喚獣は触れないはず!」
そう、召喚獣は触れないはずだ。吉井以外は
根本「ちょっと設定を変えたのさ」

吉井「人間のくずはお前のほうだ!ぐはぁ!」
体を攻撃されて戦力も削られていた

根本「止めを刺せ!!」
と一気に吉井の体の周りに召喚獣が集まってきた

吉井「くそ!させるか!」

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