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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第107話】
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付いたのか、シャルは――。
「ひ、ヒルト?僕の方を見てるけど…どこかおかしかった?そ、それとも髪型変かな?」
「ん?何処もおかしい所は無いぞ?制服も似合ってるしな」
見たままの感想を言うと、毎度ながら照れたように頬を赤く染めて――。
「に、似合ってる?」
「あぁ、そして可愛いぞ?もう見とれちゃうぐらいにな」
等と言うと、ラウラからは睨まれ、未来からジト目で再度見られ、美冬も此方を見てくる。
そして褒められたシャルは――。
「……バカ…。……うぅ…夢のこと思い出しちゃうよ…僕にあんな恥ずかしい事させて……」
「はい?恥ずかしい事ってなんだ?」
「わあぁっ!?何でもないよっ。本当に何でもないよっ!?」
「……?」
またもや全力否定、その否定っぷりに皆の注目を浴びてしまい若干小さくなりながらもシャルは食を進めていく――。
「さて、そろそろ行かないと遅刻だな……――と、ラウラ、此方を見てどうした?」
「……お前は私の嫁だろう。シャルロットだけじゃなく私の事も褒めるがいい」
「はあ?」
「ついでだからお兄ちゃん、私の事も褒めてよね?」
「べ、別に私の事は褒めなくていいんだからね……?」
――と、美冬も悪のりして褒めてほしいのか言い、未来はぷいっと顔を背けつつ実は褒められたいオーラを出していた。
「……言わなきゃダメか?」
「嫁なら言えるだろう?」
「お兄ちゃん、遠慮なく可愛い妹を褒めていいんだよ?」
「わ、私は別に……でも、ヒルトが褒めたいなら褒めればいいし…」
――と、このままだと予鈴が鳴るかもしれないのに全く――。
「ラウラ、銀髪似合ってるぞ。髪型変えてみたらもっと良くなったりしてな」
「む……この髪型は気に入らないのか?」
「いや、それはそれで構わないが髪を結ってみたり篠ノ之みたいなポニーテールとかも良いんじゃないか?」
――と、突然篠ノ之の名を出したからか思いっきり篠ノ之に睨まれた。
「む…考えておこう」
「あぁ――てかそろそろ行こうぜ?美冬も未来も褒めなくても良さは知ってるから良いだろ?」
「……たまには口に出して言ってもらいたいもん…でも遅れちゃまずいからお兄ちゃん、今度訊かせてね?」
「わ、私も……時間がある時でいいよ?」
「ん、なら今度な――一夏、篠ノ之、食べたなら行くぞ?シャルも無理そうなら今日は残せって、な?」
「う、うん…ごちそうさまでした」
「別に貴様らを待っていたわけではない、私は一夏と共に行こうと待っていただけだ、勘違いするなよ」
等と腕組みしながら言う篠ノ之は、一夏の手を引
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