暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第44話 新たな試練は幕を開けるようです
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
わい。」


――――――終了――――――――



と、言う訳で俺は刀子・アリカと共にお留守番。

ああ、あいつらは今頃何やってんだろうなぁ・・・・・・。


Side out


Side 刹那


「はい、アリア。あーん。」

「あー・・・・・・ん。もきゅもきゅ・・・。」

「はふぅ……。」


アリアさんにお弁当を食べさせ、恍惚とした表情をするノワールさん。

現在私達は、京都に向かう新幹線の中にいる。

教師が生徒と同じ席に座るという点で一悶着あったのですが、鶴・・・もとい、

悪魔の一言で決着がついた事は語る必要はありませんね。


「・・・・・・・・・・。ハァ・・・・・・。」

「あらあら、ご機嫌ななめね〜。まぁ私だって非常にムカついてるのだけれど。」

「あ、あはは。仕方ないじゃないですか、ノワールさん、アリアさん。

長も難しい立場ですし、対赤子〜対世界までこなす旧友を入れる訳にもいかなかったんでしょう。」


そう。クラスの副担任であるにも関わらず政治的(?)要因で愁磨さんが来られなくなってしまい、

アリアさんは普段に輪をかけて不機嫌に。

ノワールさんは分かり難くはありますが、こめかみに常に青筋が浮いている。


「理解はしているけれど、納得はしてないわ〜。

詠春……あっちについたら…………ッフフ。ウフフフフフフフフ…………。」

「・・・・・クスッ。」


あ、アリアさんまで笑った!?長、今すぐお逃げくださいいいいいいい!!

過激派とか普通に無視してでも逃げないと!?


「キャーーーーー!!」「うわわわわあああああああ!?」

「ちょ、わぁぁああぁぁあぁっ!?」

「なぁに?騒がしいわねぇ。」


騒いでいるクラスメイトを見ると・・・・・・・・・。

か、かかかかかかかカエル!?


「―――お嬢様、申し訳ありませんが少々お手洗いに行ってまいります。」

「おー、分かったぇ……ってもういない。」


お嬢様の返事も聞かず、車両を離れる。

フゥ・・・。ああ言う、ヌメヌメして奇妙な形をした生物はどうしても苦手です・・・。

と言うか、何故カエルが・・・?お嬢様、もしくは親書を狙うにしては少々―――

いえ、かなり遠回りな方法だと思うのですが。


「――――てぇぇぇぇぇぇぇえーーーーーーー!!」

ガァッ


叫び声が聞こえたと思うと、扉が開いて何かが飛び込んで来る。

飛び込んできたのは―――式紙?で、咥えているのは親書ですか。

・・・・・ネギ先生・・・・・・・・・・・・・。


キンッ!


「しっかり持っておいてくださ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ