暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX−音速の機械戦士−
―始業式―
[9/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
時と同じく攻撃力0での自爆特攻で、ニンバスマンを特殊召喚したということは、ゴースト・フォッグの効果は攻撃力を下げる効果、もしくは……

「ゴースト・フォッグが破壊された時、破壊した相手モンスターのレベル分フォッグカウンターをモンスターに残す。よって、ニンバスマンにフォッグカウンターを7つ乗せる!」

「……フォッグカウンターの方か!」

 ニトロ・ウォリアーの攻撃力を下げる方が良かったのだが、破壊されたゴースト・フォッグの破片がニンバスマンに纏わりつき、七つのフォッグカウンターとしてフィールドに残り続ける。

 今のフィールドにあるフォッグカウンターは、《雲魔物のスコール》によってニトロ・ウォリアーに一つ、ゴースト・フォッグの効果によってニンバスマンに七つ。
合計八つのフォッグカウンターの存在によって、ニンバスマンの攻撃力はその効果も含めて5000……!

「バトル! ニンバスマンでニトロ・ウォリアーに攻撃!」

「ぐあああっ……!」

遊矢LP3600→1400

 フォッグカウンターのありすぎで肥大化したニンバスマンには、さしものニトロ・ウォリアーでも抵抗することすら出来ず、容易く破壊されて俺に大ダメージを与える。

「僕はターンエンド」

「くっ……俺のターン、ドロー!」

 ニトロ・ウォリアーを破壊したことによりフォッグカウンターが一つ消え、ニンバスマンの攻撃力は4500となったが、まさに焼け石に水といったところか。

「速攻魔法《手札断殺》を発動し、お互いに二枚捨てて二枚ドロー!」

 手札交換カードによって墓地に送ったカードで、反撃の狼煙を上げるように、フィールドに旋風を巻き起こしてもらうとしよう。

「墓地に送ったのは《リミッター・ブレイク》! デッキ・手札・墓地から《スピード・ウォリアー》を特殊召喚する! 来い、マイフェイバリット!」

『トアアアアッ!』

スピード・ウォリアー
ATK900
DEF400

 墓地の《リミッター・ブレイク》により特殊召喚された、反撃の狼煙ことマイフェイバリットカードだったが、今回は新たな機械戦士に繋いでもらおう。

「スピード・ウォリアーをリリースし、《サルベージ・ウォリアー》をアドバンス召喚!」

サルベージ・ウォリアー
ATK1900
DEF1500

 上級モンスターではあるがニンバスマンと殴り合えるモンスターではなく、真髄はその網によって墓地からチューナーモンスターを釣り上げることにある。

「サルベージ・ウォリアーがアドバンス召喚に成功した時、手札か墓地からチューナーモンスターを特殊召喚出来る! 墓地から《ニトロ・シンクロン》を特殊召喚!」

「またシンクロ召喚か……」

 そう呟くアモンの口調か
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ