第18話 何事にもアフターケアーは大事
[2/17]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
にぶち切れた緑k……基、恭也の怒号が響きまくるのであった。
***
翠屋のバイトから逃げ出した銀時は外で同様に翠屋のバイトを抜け出してきた新八、神楽と合流を果たした。
そしてユーノは神楽と共についてきた定春の頭の上に乗っかっている。そうしないと定春に見つかって美味しく齧られてしまうからだ。
「銀さん、バイトは上手く抜け出せましたか?」
「あぁ、問題ねぇ。後腐れなくしっかり抜け出してきたぜ。そう言うお前等は?」
「僕と神楽ちゃんは仮病を使って抜け出しました」
どうやら二人共本日のバイトをエスケープした模様だ。しかし、果たしてそんな事をして大丈夫なのだろうか?
以前の話を見ている人ならお分かりだろうが、実はこのメンバーは翠屋の料理をタダ食いしてしまったのだ。それだけなら謝れば何とか済むだろうが、何を隠そうそれを知った銀時達は謝るどころか食い逃げを慣行したのである。
が、勿論そんな事を許す訳もなく、恭也の手により御用となってしまった。
その後、食った分の支払いをする為に翠屋で働く羽目となったのだが、元からやる気の欠片もないこいつらがまともに仕事など出来る筈もなく、仕事はグダグダなのは当たり前として、注文の品は食い荒らす上に調理中の食材にすら手を出す始末。
結果として店の経営は赤字の日々を繰り返す羽目となり、返って支払額が上乗せされる始末となり、結果として現在までバイトを続ける羽目となっていた次第であり――
「もう良いってんだよ。何時までもんな辛い過去話語ってんだよ。もう見たくねぇんだよ! 何時までも後ろ向いてんじゃねぇよ根腐れしてぇのかぁ!?」
「はいはい、分かりましたから……それで、これから僕達は何をすれば良いんですか?」
「決まってんだろうが! こないだ逃げてったあの金髪変態女の捜索だよ。あんにゃろうとっ捕まえて一辺しばき倒してやらにゃ俺の気が納まらねぇんだよぉ!」
「嫌、その発言止めてくんない? かなり危ない路線行っちゃってるから。下手したら薄い本みたいな展開になっちゃう危険性もあるからさぁ」
青ざめる新八を他所に、怒り心頭の銀時と神楽なのであった。事実、二人が怒り心頭になるのも無理はない。
銀時はその金髪変態女……基、フェイトに一張羅を台無しにされた挙句ボコボコにされた経歴があり、神楽も神楽で大事な妹分でもあるなのはを誘拐された為に腹の虫が収まらない次第なのである。
「あぁ、もう! 何か想い出してきたら余計に腹立ってきた。おいユーノ! あんにゃろうの事探し出すとか探知するとかしろやぁ! 今すぐあの野郎叩きのめさにゃ俺の気が納まらねぇ!」
「すみません、流石に相手が魔力反応を放ってくれてないとどうしようもないんですが……」
「んだよ使えねぇ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ