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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
デート?
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後聖が放心状態のはやてに話を聞いた。
「ホレ。戻ってこーいはやてー」
「はっ。私は一体何しとったんや」
少し頭のねじが飛んだようだったが二人の顔を見ると思い出したように話し始めた。どうやら先ほど言ったことに嘘偽りはないらしく、本当にやりたかったようだ。
「だったらなんで俺たちなんだ?他にいくらでもいるだろ?」
「まぁほんとーはなのはちゃんなんかと手分けしてやりたいんやけど……。なのはちゃんには教導があるやろ?それにシグナムやヴィータに頼もう思うても二人は今日おらへんしなー」
「それで俺達に白羽の矢が立ったわけか」
頷くはやてに対し聖は溜息をつくとフェイトに聞いた。
「どーするよフェイト?」
「んー……。でも誰も行く人がいないならしょうがないかな。行く?」
「しかたねーかぁ。わかったよはやて行ってやる」
渋々と言った感じで了承する聖だが嫌そうな顔はしていないように見えた。
「ホンマか!?いやーたすかるわーありがとうな聖君、フェイトちゃん!じゃあメモ渡すからこれだけこうてきてや」
はやてから渡された紙を見た聖はめんどくさそうに顔を歪ませる。
「……もう何もいわねー。いくかフェイト」
「うん。そうだね」
「あ、そうや!二人とも私服で行くんやでー!平日真昼間から管理局員がショッピングしてたなんて知られればシャレにならんからなー」
……お前がそうさせてんだけどな。
そして二人は隊舎から出るためハンガーに向かった。ちなみに目的地まではフェイトの車で向かった。なぜならばいくら聖のバイクが大型だからと言っても荷物と人を1人乗せるのは危ないからと言うことらしい。
そして現在に至るというわけだ。
「後買ってないのはー。肉と野菜か?」
「うん。生ものなら多分一階じゃないかな?」
二人は立ち上がると袋を持つが、フェイトが持ったものを聖が奪い取った。
「聖?」
「荷物持つのは男の仕事だ。フェイトは先導してくれ」
両手と両肩に荷物を持った、聖は軽く笑いフェイトに大丈夫ということを伝えるがフェイトは納得していないようで。
「いいよ聖私も持つから」
言いながら袋に手を伸ばしてきて袋を取ろうとするが聖はそれを避ける。そしてこの前の訓練と同じようにそれを繰り返すうちにフェイトがバランスを崩した。だが聖はそれを冷静に抱きとめる。
「ほら。あぶねーぞ?大丈夫かフェイト?」
「う、うん。ごめん、ありがとう聖」
そういうフェイトの顔は恥ずかしいのか真っ赤になっていた。だがフェイトはそこから離れようとしなかった。
……聖に守ってもらうのってこれで二回目だっけ。でも聖の体って結構鍛えてるんだ
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