〜前編〜
2話
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目を開けたら見覚えがある部屋だった。
「あれ?ここはどこだ?」
確かに見覚えがある部屋だったが、俺が住んでいた部屋とは違う部屋だ。でも、ここが俺の部屋だというかとは最初見たときからわかっていた。何故なら俺が昔からこの部屋ですごして来た記憶があるからだ。どうやら、生き返ってから一瞬の間に数十年もの時間をすごしたようだ。今俺は15才のようだ。だとすると俺、精神的には30才ぐらいか(向こうで15歳だったからな)。結構な年に成ってしまった。
「はぁ〜」
ため息が出そうだなと思っていたらどうやらもう出ていたらしい。俺は今日から城欄高校という学校に通うことになっているようだ。準備を黙々とし、ただ黙々と通学していった。なんとかつまらない入学式や新しいクラスの仲間達ともある程度話したら、そくさくと帰路に着いた。
「あ、おじいちゃんから電話だ。」
突然電話がなったので見てみたらおじいちゃんだった。
「なんだろう?」
おじいちゃんは今沖縄にいるはずだし、第一今は俺に用は無いはずだ。
「もしもし」
「お!海斗か、お久しぶりだな」
「ああ、お久しぶり。で、おじいちゃん何かよう?」
「ひどいな海斗よ、おじいちゃんが孫に用も無く電話しては行けないかな?まあ、それは置いといて。すぐ帰ってこい。すぐに日光に行くぞ!」
「置いといていいのかよ!分かったすぐ帰るよ」
そういい電話を切り急いで帰ることにした。うちのおじいちゃんは旅行が好きでよく色んな所にいってるくる。そしてたまに俺も連れていってくれる。今回もまた連れてってくれるらしい。
あれこれかんがえてる内に家に着いた。俺の家は和風の家で結構大きな家だ。とりあえず家に入りおじいちゃんがいるであろうリビングに入り中をみたら案の定ソファーに座りテレビを見ていた。どうやら旅行の準備はしてあるらしくソファーの横にキャリーバックがおいてあった。
「おじいちゃんただいま〜」
「ああ、おかえり。じゃあ早く旅の旅行に行く準備をしな。」
「わかったよ。」
といい、俺は自室に戻った。準備を始め着替えなどはキャリーバックにいれ、財布などはワンショルダーバックにいれた。ふと、昔おじいちゃんから旅行に行くときは必ず持ってなさいと言われた短刀の事を思い出し。それを自分の後ろポケットにしまった。準備を終えリビングに戻った。
「準備できたよ、おじいちゃん」
「じゃあいくかね?」
といい車に乗り込むおじいちゃん。俺は家の鍵を閉めてから乗り込んだ。
カンピオーネの原作見たいに神殺しにはなりたくないからあまり魔法とかそういうことには関わってこなかった。だが、それもこの旅行を境に俺は神殺しになってしまうのだ。それをまだ、俺は知らない、そしてそれを知る者も
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