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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第106話】
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ラウラが突然。


「…ヒルト」

「ん?何だ?」


俺の名前を呼んで、真っ直ぐに見つめてくるラウラに内心はドキドキしつつも、平静を装う――が、突拍子のない質問がラウラの口から出てきた。


「ヒルトは…どんな女が好きなんだ?」

「はあ?」


……意味を解すると、好きな女性のタイプを訊いてるのか…。


「……まあ好きになった女性がタイプだな。訊かれてはないが嫌いなタイプは理不尽な暴力を振るう奴だな、特に力で脅しをかけてくるような?男でも女でもそんなタイプは一番嫌いだ」

「ほぅ……なら私を好きになるという可能性もあるということだな?――嫌いなタイプは、そうならないように気を付けよう…お前に嫌われたら私は……」


その言葉に、少しドキドキするものの悟られぬ様にポーカーフェイスで――。


「理不尽な暴力さえなきゃ、嫌いになる理由はないさ。――とりあえず可能性としては『なきにしもあらず』だ。――言ってしまえばどんな女性でも可能性は有るし、無いかもしれないしな、これが」



まあどんな女性もなきにしもあらず何だが――残念ながらそこまでモテないのが現実って訳で。


――だが最近はそう感じないのは、やはりラウラとの一件があってからだろう……とは思うのだが、もしかするとイギリス文化、フランス文化、ドイツ文化という可能性もあるわけで……直接言われた訳じゃないからなぁ……。


……それはそうと、やはりこの体勢は色々まずい……特に、ラウラの腹部に当たってる俺の欲望の塊が一番まずい。

他の女子にバレたりすれば去勢されても文句は言えない――。


「……とりあえずラウラ、離れてくれないか?」

「……何故だ?……さ、さっきはあんなに『私の身体を好き放題』に弄っていたのに……」

「……抱き枕だと思って触っただけだ、ラウラだってわかってたら触ってねぇ…」


そう言うと、今度は不安そうな表情へと変わり始めるラウラ…。


「わ、私の身体はヒルトにとって…魅力……無いのか…?」

「だあぁっ、そんなこと言ってねぇ!」


「そ、それもそうだな。――『ここをこんなに』しておいて……」


そう赤面しつつ、ラウラが何を言ってるのかは理解してる訳で思わず顔を背ける――。


「し、しかし凄いものだな……こ、こんなになるとは――」

「だあぁっ!み、見るんじゃねぇっ!?」


そう言って退かせようとするがひらりと避けながら、俺がかけていたシーツを取るとそのまま見事に身体へと巻き付けた――だが、逆に俺はトランクス一枚という姿に。


……まあ離れてくれたからいいか、あのままだと理性がブッ飛んでただろうし。



「……ったく、女
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