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吾輩は猫である
無印
吾輩、ジュエルシードの猛威を知る
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忙しすぎて使う暇がないが」

「だめじゃん!?」


吾輩、絶対管理局には入社しない。社畜はマジ勘弁。


「だがこの状況は俺たちにとって悪くないな」


え、なんで?


「今から俺があそこに行って注意を引き付けてくる。カオスはリニスに時の庭園に転送してもらえ」


ああ、なるほろ。てっきりみんな弱ってるからジュエルシードを横から全部掻っ攫うつもりか! このゲス野郎って思ったわ。


「その前に……年齢詐称薬〜」


一哉が懐から赤と青の飴が入った。瓶を取り出す。年齢詐称薬ってなんだよ……。
懐疑的な眼差しで一哉のもった瓶を見る。


「これはな魔法が使えない、そもそも魔法力がない人のために作ったマジックアイテムさ。だが別に肉体を成長させるんではなく、自分に幻術をかけるモノだ」


一哉はそう説明すると赤い飴を摘んで口に運ぶ。するとボンッという音をたてて一哉が大人になっていた。そのメガネをクイッと上げ、笑ってるとこを見るとそれはまごうことなき鬼畜眼鏡。


「さて仮面を装着して……行くか」


わぁーい、仮面と白衣で怪しさが大爆発だ。吾輩だったら確実に問答無用でころs……攻撃する!


「リニス、俺が向こうで大技をぶっぱなすと同時に転送しろ」

「はい! 分かりました」


一哉はそう言いながら転移する。リニスも自分の役割を行なうためになんかごちゃごちゃした画面が空中に現れ、それに集中し始めた。
吾輩も準備も準備を始めないとな、確かあの筒を持っていくんだっけか?


「準備完了。カオス、魔法陣の上に乗って待っててください」

リニスに言われ、床に展開された
魔法陣の上に乗り、リニスらの合図を待つだけだ。
それにしても腹減ったな。吾輩、これが終わったらカレー喰べるんだ……。











「あっちに行く前に拭くものをください」


吾輩の全身は未だにコーヒーまみれである。



今回の食事

無し

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