第一話
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狼狽した。事態が急速に悪い方向に進みつつあることにもだったが、何よりそんな指示をレベロが出したことが信じられなかった。否定しようにも目の前の秘書官が持ってきた書類には間違いなくヤンを謀殺るすむねがレベロの直筆で書かれておりうたがいようがなかった。
ホアンに秘書は事態を説明した後頼みごとをしてきた。
「議長を止めて下さい。あなたにしかできません」
秘書がホアンにこのことを頼んだのは言葉通りホアンにしか出来ないからだった。過去数年間においてレベロとホワンほど実績を積み立てた者はいない。
ホアンはさらに狼狽した。迷ってる暇も時間もない。逮捕の命令は既に出ている。30分ほど無言の時間が過ぎた後、秘書が立ち上がろうとしホアンがそれを止めた。
「わかったやろう。君も協力してくれるね?」
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