プロローグノヨウナナニカ
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「予想はしていたが、これほどとは............急がねばならんな」
あるACを見逃していたこと以外は......
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キサラギ研究所。 それを文字で表すとしたら、変態である。 彼等は元々はACのジェネレーター関連やエクステンションなどの補助系統を主体とした企業であったが、それよりも彼等が力をいれているといわれるのが、AMIDAと呼ばれる生物兵器であった。 AMIDA......それはダニを超巨大化させたものである。 その大きさは、現在レイヴンズネストで使われているハイエンドACとほぼ同じサイズである。 ただのダニだったら、別になんでもない。 しかし、それ等が群がり、その上酸を吐き、そして自爆し、それだけでもお腹いっぱいなのに飛ぶのだ。
現在世界中の下水道などが生息地とされ、日々進化を続けている。
そして、変態の代名詞を持つアクアビット、GAE(グローバルアーマメンツヨーロッパ支部)などを加わり更に変態になった。
とりあえず、俺は受付に向かった。 そこには20代の女性が受付にいた。
「すいません。 今日予約をいれていたのだが」
「しばらくお待ちください」
キーボードを叩く音が聞こえ、その後受付嬢はこちらを見る。
「シュライン・レオハート様ですね。 アレキサンダー博士がお待ちです」
と奥の方へと言ったあと、受付嬢は奥の方へ消えて行った。 実はこの研究所、100%研究員でできているため、多分研究しに行ったのだろう。 だが、俺には関係ない。 例えAMIDA駆除の依頼がミラージュから出ても関係ない。
受付から数十歩歩くと、そこには扉がありそこをくくった先には............研究室(変態の巣窟)があった。
「射突型ブレード(パイルバンカー)の火薬増量しろー!」「長距離砲にグレネード弾を載せてみました」「10000km出せる脚部完成だ!」「アクアビットマンが、ダンスを繰り広げてる」「誰か奴にAMIDAをわたせ!」「ソルディオスこそが最強に可愛いだろがjk!」
........................死にたくない。 そう思いながら、2?ペットボトルに水銀を詰めたのを両足につけたような足を、高速に動かしながらその場を去った。
聴きたくない言葉の数々を抜けて今目的の場所へ付く。 そこの扉には[アレキサンダー工房]と書かれていた。 もちろんのこと扉をノックする。
「アレキサンダー博士いらしゃいますか?」
「おー。 さっさと入って来い」
怠さが伝わるような女性の声が聞こえてきた。
汗が噴き出しながらも、扉を開けた。
「失礼します。 機体の調子はどうですか? 」
そこには、作業着に白衣をき
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