暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
コラボ
コラボ『剣製の魔法少女戦記&F/mg』第一話 魔法使いがやってきた!?前編
[5/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
そんな中でなのは達が顔を赤くし、小声でこちらをチラチラ見ながらシホと話し始めた。
この距離、耳を澄ませば聞こえそうだが、女性の秘密の会話を聞こうとは思わないので意識を逸らしておく。
そんな中でジト目を向けてくるシホ。
「……シホさん。
その……ケダモノを見るような眼差しはやめてくれないか?」
「どうしようかしらねー」
「シホさん! 今はまだいいんです!」
「そうです! 今は停戦協定を結んでいますから!」
停戦協定?
物騒な話でなく、なのは達が頷いているから友達同士の約束なのだろうが一体何の事だ?
「そう、ならもういいかしらね。
いい思いをしているわね、士郎君」
「……なんのことだ?」
俺の問いのは答えず、またなのは達と談笑を始めるシホ。
一度死んでも女性には敵わないが、こうして女性となった自分にも敵わないとは。
しかし、意外だな。
シホはミッドから来たと言っていたが日本のお金も持参していた。
活動拠点を完全にミッドにしているわけでもないのか?
そんな事を思いつつ、のんびりと色々なお店を見ながら食材を買ったり、洋服店でシホの服を買ったりとショッピングを楽しむ。
楽しい時間はあっという間に過ぎるものでそろそろいい時間だな。
「さて、それじゃみんなもそろそろ帰る時間だろう?
よかったら送っていくぞ」
俺の言葉に頷いたなのは達を送り、シホと二人で俺の家に向かって歩く。
そういえば
「シホはこれからどうするんだ?」
「すぐに戻れるかわからないから、寝床を確保したいところね。
生憎とこちらの世界では証明するものがないのだけど」
「なんならうちに来るか?
部屋は十分あるしな」
「それじゃお願いできる?」
「ああ、帰る手段が見つかるまでの間、ゆっくりとしていくといい。
同居人がいるが彼女なら問題ないだろう」
「ありがとね、士郎。
ところで彼女って誰なの?」
視線が痛い。
なんだか変な勘違いをされているな。
「変な勘繰りをしないでくれ。
同居人は“プレシア”なんだから」
「えっ……?」
驚きの表情で歩みを止めるシホ。
「大丈夫か、シホ。落ち込んだ表情をしているが」
「ええ。少し考え事をしていたのよ。事情については士郎の家に到着したら話すわ」
言いにくそうなシホの反応に
「……もしや、シホの世界のプレシアは……」
「……こういうことに関してはやっぱり鋭いのね。ええ、士郎の思っている通りよ」
「そうか」
プレシアの一件。
俺自身の時でさえ、一歩間違えばプレシアを救えなかったのかもしれないのだ。
これ以上の事はシホから話さなければ聞く事
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ