第一物語・後半-日来独立編-
第四十一章 秘めし決意《1》
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次郎は手を振る。
舌打ちをし、不機嫌そうな顔で王政は人一人分離れた。
会話が一段落付いたところで二人は下にいる日来社交院の者達を見て、ついでに辺りの様子を見る。
ここ北側は自分達以外、誰も味方がいない。に対して相手の方は五十人ぐらいおり、これでも前よりかは減った。
こちらの攻撃で負傷した者や、仲間からの指示によりここから離れた者。
色々いたが、今はそんな状況だ。
玄次郎は両肩を交互に回し、
「よし」
と一言。
「また暴れてやるか。準備出来てんなチビ」
「チビは余計っすから」
「ほらほらああ! 戦いの開始だああ!」
無視して叫び、瓦礫から飛び降りる玄次郎は素手を地面に叩き付けた。
一度だけ地面がそれに反応し跳ね上がり、止まっていた戦いが再び開始された。
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