第一話 ジライヤ参上
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々の怒りの声を聞け!!ふん!!』
周り中煙だらけの中で声が響く闘破が印を結ぶと辺り一面から稲妻と閃光が鳴り響いた。
「ぎゃあ!何だこれ!?え?ええええええ!!」
閃光に怯んだウルフルンだが、次の瞬間巨大な人型の怪物の影が覆いかぶさった。
「な!何だあれ!!」
『ふん!!』
『ヌオオオオオオオオオオオオオ』
闘破が再び印を結ぶと人型の影は両腕を挙げ唸り声が響き渡った。
「な!なんだそりゃああ!!」
『ヌオオオオオオオオオオオオオ』
影は段々ウルフルンに迫ってくる。
「うわ!来るな!来るな!あっち行け!!来るな!!」
闘破の術にかかったウルフルンはパニックに陥っていたが・・・
実は・・・
「ぬおおおおおおお!!」
煙幕と大型のライトの前で両腕を挙げているサニー。
しかも声色を変え、マイクとスピーカーを使って呻き声まで上げている。
実は先ほどの影はサニーの影である。
忍者ランドに置いてあった忍者アトラクション用機材を失敬し煙幕に隠れながら闘破のそれらしい言葉でサニーの影をあたかも闘破が召喚した人々の怨みの影のように演出したのだ。
つまり
敵を惑わし脅えさせる忍法を使ったのだ。
闘破のセリフに合わせて煙幕の中から影を動かしているサニー。
その姿は実に楽しそうである。
「にひひひ・・・ぬおおおおおおお!!」
今度はライトに腕だけを翳して腕のアップでウルフルンに迫る。
すっかり闘破の忍法だと思い込んでいるウルフルンは得体のしれない影の手が迫ってくることにパニックになっている。
「ひいいいいいいいいいいいいブクブクブク・・・・・」
パニックに陥ったウルフルンはとうとう泡を吹いて気絶してしまった。
「うわぁ・・・忍法って便利なんやな」
等と言って忍法に感心するサニー。
すると
「アカンベェ〜」
忍者アカンベェが刀を抜き闘破とサニーに斬りかかった。
「く!!」
背中から磁光真空剣を抜刀し応戦する闘破と格闘戦で応戦するサニー。
「わ!危ないやんけ!!」
流石に素手で剣と戦うのは不利と思っているサニー。
「あかね下がれ!!」
「うわ!!」
忍者アカンベェは闘破を差し置きサニーに斬りかかると闘破無理な体制でサニーへの一閃を防ぐが、衝撃で磁光真空剣を落としてしまった。
「しまった!ぐ!!」
忍者アカンベェの一撃を受けて吹き飛ばされる闘破。
そのまま追撃が来ると・・・
「闘破!このおお!!」
落ちた磁光真空剣を拾い上げたサニーが忍者アカンベェに飛び掛かり闘破への攻撃を防いだ。
「あかね!」
「ぐうう
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