第一話 ジライヤ参上
[2/9]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ねえあかねちゃん。闘破さんってただの良い人なんじゃないの?」
「い〜や!絶対何かたくらんどる!」
みゆきの言葉を頑なに否定するあかね。
「どうしてそこまで意固地になるんだ?」
「・・・だってな・・・」
実はあかねが怪しいと思っている理由は闘破との買い物の最中だった。
「重いよ〜」
「男なら我慢や!」
闘破に大量の荷物持ちさせているあかね。
「ちょっと待って!!あかねちゃんだって充分こき使ってるじゃん!」
「みゆき・・・話の腰を折らんの」
気を取り直して大量の荷物持ちをしている闘破とあかねが大通りを歩いていると風船を持った子供がトラックに気付かず道路に入ってしまった。
「あ!危ない!」
あかねが叫んだその時。
「危ない!!」
闘破が持っていた荷物を上に投げるとすかさず駆け出した。
「ちょ!闘破!!いい!?」
あかねが闘破の姿を見ると仰天した。
途轍もない身体能力で子供を抱き上げこちら側までジャンプしてきたではないか。
しかも衝撃で子供の持っていた風船が空に飛ぶと闘破が再び跳躍し風船をキャッチして子供の前に降り立った。
「飛び出しは危ないぞ!・・・ほら」
そう言って子供に風船を渡す闘破。
「闘破!上上!」
「ん?」
闘破が上を見ると降ってきたあかねの荷物にプレスされてしまうのだった。
「あんな身体能力普通やないって!!」
「まぁ・・・確かに怪しいかもな」
あかねの話を聞いた、なおは頷いた。
「けど!ひょっとしてその人秘密のヒーローだったりして!」
目を輝かせながらやよいが言うがあかねにはそんな風には見えない。
そんなこんなで、あかねが帰宅すると弟がいないことに気付いた
「ん?げんきは?」
「ああ〜げんきなら」
「ただいま〜」
戸を開けて入ってくるげんき。
「げんき何してたん?」
「ん?闘破がバイト代貰ったからってゲーセン行こうって誘ってくれたんや〜」
ニカっとしている、げんきに、あかねは再び目が点になるのだった。
(怪しい・・・ウチの家族を騙くらかしてなんかやるつもりか!?)
とあかねは闘破への疑惑を募らせるのだった。
バッドエンド王国
「ぐうるるるる!!プリキュアの奴らあああ!!」
ウルフルンが頭に筋を浮かべながら打倒プリキュアの意思を固めているとマジョリーナがいらっとしたのか答えた。
「お前馬鹿だわさ!何で毎回毎回5人同時に相手するだわさ!!」
「え?」
ウルフルンの頭に電球が浮かんだ。
「そうだ!毎回毎回5人同時に相手にする必要はねえ!だったら一人ずつ倒しゃあ良いんだ
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ