第八話 獣魔導師
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は飛鳥の位置がわかっていた。
『そこだ!!』
『う!!』
ブラックウィドーの一撃がダグウィザーを斬り捨てた。倒れこむダグウィザー。
『やったぞ!!管理局の獣を殺った俺の名が挙がる!!』
するとブラックウィドーの後ろの霧が実体化しダグウィザーが現れた。仰天するブラックウィドー。
『なに!?』
『お前が倒したのは、あたしの分身だ』
『くっそ!!』
ブラックウィドーは再びダグウィザーに斬りかかるがその瞬間ダグウィザーの姿が消えた。
『馬鹿な!!』
『あたしはここだぞ』
再び実体化するダグウィザー。
【どこを見ている?】
【ここだブラックウィドー】
ブラックウィドーが振り返るとそこには無数のダグウィザーが立っていた。
【いやいやこっちだよ】
【【【【【【【くくくくくくく!!!】】】】】】】
無数のダグウィザーが突然笑い出した。この技は飛鳥の十八番『幻夢』といい相手の視覚、聴覚を惑わすことのできる幻術。
『なら!!』
ブラックウィドーは魔力反応を探し始めた。そして一点をを指したそこには魔方陣を展開しているダグウィザーが居る。
『そこだ!!』
切り裂かれるダグウィザー確かに手ごたえがある。ダグウィザーの残骸が散らばり黒い霧が晴れ始めた。
『はっははははっは!!どうだ!!ぐは!!!』
黒い霧が晴れた瞬間ウィザーブレードがブラックウィドーの身体を貫いていた。ブラックウィドーがダグウィザーの残骸のあった場所を見るとそこには何も無かった。そして目の前に居るダグウィザーに胸を貫かれているという事実だけだった。
『こ・・・こ・・・れ・は?魔力反応も完璧に』
『まんまと餌に乗ってくれたね。魔力反応で破ると思ってたよ』
説明すればブラックウィドーの感じた魔力反応、気配、そして手ごたえは全てダグウィザーの用意していたフェイクだった。
『こんな!!』
『騙し合いはあたしのほうが上手だったみたいね』
そう言ってダグウィザーはウィザーブレードを引き抜いた。ブラックウィドーは絶命するかもしれなかったがダグウィザーはエイリアンと融合した身体に急所の二歩手前を指したということで病院送りで済んだ。そしてクロノ達ががさ入れをすると文句のつけようのない証拠が次々と現れた。
「ふぅ!終わったー・・・疲れたぁぁぁぁぁ」
幻夢を使ってばてている飛鳥。駆け引きする技なので集中力が必要になる為あまり使いたくない技のようだ。
「お疲れ様」
ゲームセンターから出てきた三人を待っていたのはノルウェールだった。その顔は笑っているが笑っていない。
所謂お話聞かせてもらおうモードだった。
その後三人は一週間のトイレ
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