第八話 獣魔導師
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りに上げるなり殺すなり好きにしたらええ!!」
はやてはそのまま奥に進んだ。
(ティアナ・・・あんたの兄さん・・・あいつみたいな上官に当たったらよかったのにな)
飛鳥はそう思いながら奥に進んでいった。
「次のフロアですね」
三人の前には『ユニバーサルソルジャー』と書かれたゲーム台があった。三人は中に入るとゲームが起動した。
「へえ最近のゲームは良く出来てるね」
飛鳥がゲームの性能に唸っていると周りに鎧兵の立体映像が表示され迫ってきた。
「そりゃー」
何処から持ち出したのか力が持っていたレーザーソードで鎧兵を斬った。
「これ最近流行の体感ゲームなんだ。この剣で敵を斬ってあの山のボスを倒したらゴールだ」
どうやら力の持っていたレーザーソードはゲームの備品であるらしく、入り口に立てかけられていたようだ。
「ふ〜ん。じゃあ賭ける?」
「「は?」」
「誰が一番最初にボスを倒すか」
遊び心満点でそう言う飛鳥だが、その瞬間力に鎧兵の一撃が浴びせられた。壁に叩き付けられる力はあまりのパワーに唸った。
「ぐあああ!!」
「ブレイブリキ!!」
「こいつら立体映像じゃない!!」
叩き付けられた力に駆け寄るはやて。すると力は鎧兵の存在を直感した。
突如実体化した鎧兵たちに混乱する三人。
「なら話は簡単だ!」
飛鳥はウィザーロッドで鎧兵を貫き爆発する鎧兵。
「ゲームをクリアすれば良いんですよ!!」
「なるほど!!!」
飛鳥の言葉に共感した力もブレイブクローで鎧兵を切り裂いた。
「ようっし!こうなったらボスを倒してゲームクリアしたろうやないの!ディアボリック・エディション!!」
開き直ったはやての空間魔法が次々と鎧兵を破壊していった。
「ビックバンシュート!!」
「ブレイブライオアタァァック!!!」
「ブラッディダガー!!!」
三人の必殺技が炸裂すると鎧兵は一掃された。
「やりますね。八神空佐」
「東さんもね」
「おい!友情を深め合ってる場合じゃねえぞ!!」
力が空を見上げると円盤軍が押し寄せてきた。等身大の今の状態ではかなり不利な状況だ。
「ブレイブエラゴ!!」
力がブレイブエラゴをコールするが反応がない。
「何!?」
「どうやらこの空間。外とは遮断されてるみたいね」
「ええ!!」
不利な状況が確定したことに仰天するはやて。すると飛鳥は自身の策を言ってみた。
「一か八か転移魔法に賭けます・・・ただし呼べるのは精々小型のダグビークルぐらい・・・サポートマシンは呼べない・・・二人とも時間を稼いで」
「おう!」
「なるほど・・・了解
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