第八話 獣魔導師
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い」
力の相棒という言葉ににやけながら共に行動する飛鳥。
これが後の最悪の馬鹿コンビ誕生の瞬間だった。
「八神空佐」
入った瞬間、暗くだだっ広い空間に出た力と飛鳥は真ん中の位置でに立っているはやてを見つけた。
「東さんそれにブレイブリキも」
「女にばっかりかっこつけさせちゃ俺の男が廃るっていうの!!」
はやてに駆け寄る飛鳥と力だが突然アラームやネオンやらが光だし三人は囲まれた。三人はそれぞれ戦闘体制に入った。
「アクション?それともシューティング?」
「へ?」
飛鳥のいきなりの問いかけに素っ頓狂な声を出すはやて。
「ゲームですよ!どれが得意ですか?」
「無理無理。文学少女のはやてはゲームしないって」
するとはやての一撃が力にお見舞いされた。
「アホ!!ウチかてゲームくらいするわ!!」
「そうですか・・・ここには居ないようですね」
飛鳥は奥へと進んでいった。
「待てよ!今度俺の腕前披露してやるよ!」
「ちょっと置いてかんといて!!」
先行する飛鳥と力を追うはやて。すると飛鳥ははやてに質問した。
「八神空佐はどうしてあたしの事追ってたんですか?」
「えっと・・・それは」
「管理局の獣が事件を起こさないようにするためですか?」
図星を突かれて困惑するはやて。
「いや・・その」
「良いんですよ。慣れてますから・・・結局上の連中なんてそんな奴等ばっかりだしね」
「え?」
飛鳥は急に悲しげな表情になった。
「結局・・・偉い奴って自分のことがかわいいんですよね」
「それどういう」
「前にさ・・・ランスターっていう魔導師が居てさ・・・・いい奴だった・・・けどランスターが死んだとき上の奴はランスターの死より面子を優先させた・・・その時思ったんだ・・・偉い奴は結局は他人より自分の身がかわいいんだってな・・・あいつにはあんなに幼い妹も居たのに・・・」
「それ・・・ランスター半殺し事件のこと」
ランスター半殺し事件とは東飛鳥がティーダ・ランスターの死を愚弄した上官を公開処刑し、そのときの飛鳥を止めるためSクラス魔導師を導入するという事件だった。上官の不謹慎な発言もあったが過剰に上官に手を上げた飛鳥は懲戒性分になりかけるがノルウェールが後見人となり管理局に居られるという事件のことだった。
だが人間的には飛鳥のことを攻める人間は誰も居なかった。
「・・・ウチが変えたる」
「え?」
「だったらウチが上に行って現場の人間を人間として見る!!!」
するとはやては飛鳥の顔を殴った。突然の事に混乱する飛鳥。
「これが口だけやないって言う約束や!!もしウチが約束破ったら血祭
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