第八話 獣魔導師
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のかを聞こうとした瞬間。はやてに連絡が入った。
「え?なんやて?」
時空犯罪組織のボス、ブラックウィドーがエイリアンとつるんでいるという情報だった。
「力ここの勘定頼んだ」
「は?」
飛鳥は力に勘定を押し付けるとウィザーエヴォーラに乗り込み現場に急行した慌てたはやても飛鳥を追った。そして到着したのはゲームセンターだった。ここが時空犯罪組織のボスが潜伏しているといわれている場所だった。強行しようとする飛鳥をはやてが止める。
「東さん!駄目や!!まだ証拠が!!」
「今は証拠がないから証拠が見つかるまで我慢して死ねって言うんですか!!!?」
飛鳥の言葉に思わず口を塞ぐはやて。
「あんたみたいなお偉い人にはわかんねえけど・・・・獣はどこにだって行くんですよ・・・」
飛鳥がハチを連れて敵地であるゲームセンターに向かおうとしたその時。
「ちょっと待って!!」
「なんですか?八神空佐」
「ウチも行く・・・部下の面倒も見れんで何が上官や!!ウチが先行する!!」
はやてが騎士甲冑に変身するとゲームセンターに突撃した。
「・・・・今までの上官よりマシな奴かも・・・見極めさせてもらおうじゃない」
するとブレイブエラゴの乗った力が到着した。
「遅い!!お姫様はとっくに行っちゃたよ」
「だったら勘定俺に押し付けるな!!」
飛鳥と力はダグコマンダーを構えた。
「トライダグオン!」
ダグコマンダーを起動させると飛鳥の身体を紅のダグテクターが構築されていく。
「ウィザーアスカ!!」
「トライダグオン!」
ダグコマンダーを起動させると水色のダグテクターが構築されていく。
「ブレイブリキ!!」
ダグテクターを装備した力と飛鳥は連絡を済ませるとゲームセンターの前に立った。
「それじゃあ先行しちゃったお姫様救いに行きましょうかね」
「へいへい!」
力と飛鳥はゲームセンターの中のはやてを追いながら飛鳥が力に問いかけてきた。
「あんたの守りたい人って所か?あの人?」
「まぁ・・・守りたい人かどうかわかんないけど・・・お前はいないのか?」
力の言葉に顔を俯ける飛鳥は静かに答えた。
「別に・・・守ろうとして守れないなら守りたい奴なんていらない・・・」
過去の出来事を連想させるような言葉に力はニンマリと答えた。
「んじゃ!俺は良いって事だな?」
「は?」
「守る必要ない♪」
この屈託のない単細胞の言葉に考えてもみなかったといった表情の飛鳥。
いつの間にか先行していた力が飛鳥に向かって叫んだ。
「お〜い!いつまでもボケーっとするなって♪行くぜ!相棒♪」
「・・・へいへ
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