マザーズ・ロザリオ編
転章・約束
瞋恚の紅蓮
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紙同然。
応戦する攻略ギルドの戦士達を嘲笑うかのように刃は容易く敵を喰らう。
アバターが弾け、小さな残り火が宙を舞う。
その幻想的な揺らめきの中で一方的な殺戮演舞が続く。
時間にして1分、それが彼らが稼げた時間だった。
「さて、今の内に行きな。……頑張れよ、みんな」
言うなり、彼はキリトに加勢するため、石の床を蹴って飛び出して言った。
さらに、後方からはクラインの威勢の良い雄叫びが聞こえる。
キリトの肩にはよく見ると、こちらに向かって手を振る小さな影、2人の愛娘であるユイだ。
――――ありがとう、ユイちゃん。ありがとう、レイくん、クライン。
――――大好きだよ、キリトくん。
「行こう、みんな!!」
「「「「おー!!」」」」
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