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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
専用機の行く先
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に受け入れて新しいステップに行こうって言ったぞ』
「でもさぁ・・・俺がどんだけ酷い目にあったのは龍兄だって知ってるだろ?」
『ああ知ってる、でも何時までも逃げてる訳にもいかんだろ。好い加減に覚悟決めて優奈と結婚しろこの野郎』
「おい最後の!!何言ってんだこ糞兄貴!!」
『誰が糞兄貴がこの愚弟!!』
「あんた以外俺が糞兄貴っていう奴は居ないだろ馬鹿!!!」
『ああ〜もういいわ、これ以上だと幾らでも喧嘩出来そうだわ。それとお前の専用機にはお前の相棒たちの戦闘力をデータ化して組み込んでおいた。その再現をする事も可能だ。名づけて獣化形態移行システムだ、グラウンドに出てみろ。ファル君とグーちゃんが専用機を届けに行くから』
「それを早く言えって!!」
一夏は電話を切って、大急ぎで残っている料理を食べて食器を返却して大急ぎでグラウンドに向かった。グラウンドに出て空を凝視すると空高く、大きな鳥が2羽、羽ばたいているのが見えた。一夏はそれを見て笑顔になった。そこへのほほんさんが追いつくと、一夏は大きく息を吸って
「例え貴方が俺の、思いを砕いてとしても。炎を〜纏った〜龍が舞え〜るまで〜!貴方の心を〜胸で抱かせて、欲しいんだ!!」
っと言葉をまるで歌うように言うと、上空で大きな翼を羽ばたかせていた二つの影は一気に向きを変えて一夏の方へと急降下していく。
「いっち〜いきなりグラウンドに出てどうしたの?」
「ん?俺の友達が来たみたいでね」
「友達?」
「上を見てみな」
空を指差す一夏に促されて空を見ると、大きな鳥が空からこちらに向かっているの見えた。のほほんさんがほへ?っという声を漏らした。そして影は遂に地上に到達した。一夏は笑顔でその2匹を迎えた。
「よぉハーキュル、グート、良い子にしてたか?」
「きゅいきゅい!」
「キュ〜♪」
「そうかそうか、ほら留まっていいぞ」
2匹は一夏が許可を出すと、嬉しそうな声を上げて肩に留まった。ハーキュルと呼ばれている鷹は右腕に、グートと呼ばれているハヤブサは左肩に留まった。がこの鷹とハヤブサはただの鳥ではなかった。ハーキュルはオオタカよりも大きく全長は1m越え、翼を広げれば2mは軽く超えるであろうほど巨大だ。グートも通常のハヤブサの2倍ほど大きく、翼を広げるとハーキュルと同レベルの巨大さだ。
因みにこの2匹は一夏の相棒でなく、一夏の相棒が産んだ子供なのだ。
「い、いっち〜、その子達が友達なの?」
「そうだぞ」
のほほんさんは余りに巨大な取りの登場に呆然としている。それはのほほんさんと同じく一夏を追ってきた女子達と、グラウンドで運動などをしていた女子達も同様であった。一夏はハーキュルの脚に付けられた指輪のような物を見るとそれを身長に外して自分の指に付けた。
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