暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX−音速の機械戦士−
−疾走せよ−
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
sideクイーン(笑)
明日香って言ってるでしょ!?
「どうしました、明日香さん…?」
近くにいるももえが怪訝な顔をして来る。
「いえ、何でもないわ。」
言えないわ…変な電波受信したなんて…
「私の先行、ドロー!」
ジュンコたちのせい…いや、おかげで予想外の展開になり、彼のデュエルをまた見れることとなった。恐らく三沢くんも見たかったのだろう、彼がデュエルするようにジュンコを誘導していた。…流石は筆記試験一番。敵に回したくないわ…
「私は手札から゛ハーピィ・クイーン゛を墓地に送り、゛ハーピィの狩り場゛を手札に加えるわ!」
「ハーピィの狩り場…なるほど。彼女のデッキは【ハーピィ・レディ】か。」
三沢くんが解説しながら近づいて来た。
「ええ。ジュンコは性格的に熱くなりやすいけど、なかなか強いわよ。」
「ああ。ところで、よろしく、クイー「明日香よ」明日香くん。」
他愛もない会話をしている内にデュエルが進む。
「私は、ハーピィ・レディ1を召喚するわ!」
ハーピィ・レディ1
ATK1300
DEF1400
「このカードの効果により、風属性モンスターの攻撃力は300ポイントアップするわ!」
ハーピィ・レディ1
攻撃力1300→1600
「どう?降参しなさい!」黒崎くんに向かってビシィッと指を指すジュンコ。いくらなんでもそれはムチャクチャよ…
言われた黒崎くんはあからさまに溜め息をした。
「あっ!ちょっと今溜め息したわねえ!!」
「したくもなるわ…ああ、そういえば聞きだいことがある。」
「何よ。」
「俺が負けたらそこのクイーン(笑)にしたことを白状し、土下座するんだ。だったら、お前たちに罰ゲームは無いのか?」
その言葉を聞いて、ジュンコは今初めて気づいたような顔をする…が。すぐにいつもの強気で自信がある顔に戻る。
「何でもいいわよ。私は必ず勝つからね。」
「分かった。じゃあ、罰ゲームはそこのクイーン(笑)にやってもらおう。
「「何でよ!?」」
いきなり話の矛先がこちらに向いてきたので流石に反論する。
しかし、反論にも彼は飄々とした様子で受け流す。「だって、お前は何でも良いと言ったじゃないか枕田。
それに、まさか俺に勝てる自信が無いのか?」
あからさまな挑発。当然、ジュンコには効果は抜群だ。
「いい度胸ね!!いいわ。その条件でやってやるわ!!」
「ちょっとジュン「大丈夫ですわ明日香さん!」…」
もう止められない。
「まだ私のメインフェイズ!通常魔法、゛万華鏡−華麗なる分身−発動!」
確かあれは、デッキ、手札からハーピィ・レディまたはハーピィ・レディ三姉妹を特殊召喚するカード。
…そういえば、三沢くんとももえはどこに行ったのかしら。
いた。ももえが三沢くんに猛アタックしていた。三沢くんはそれに丁寧
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ