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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第31話 「あの時の約束を覚えておるか……?」
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る。


(高校生になったら…?って…ひょっとして…)


劉一は、一つの結論に達した。

だって……【高校生になったら】と言う話。

自分がめだかちゃん達と共にいたのは、高校からがスタートだ。

それ以降となればもう13年も前のことになる。

と言う事は……。



「……///」



劉一は…顔を赤面させていた。

めだかちゃんのそれ以上に顔が紅潮し体温が上昇していくのがわかる。


「? どうかしたか?劉一 まさか…覚えていない…のか…?」


めだかちゃんが…悲しそうな顔をしていた…。

その目を見た劉一は……。


(違う……僕、恥かしいんだよぉ……こういうときは…読んでくれないんだ?僕の考え……ううぅ……恥ずかしいけど…悲しそうなめだかちゃんは見たくない……。)

(うん…!)


劉一は、 覚悟を決めた!めだかちゃんを悲しませたりするなんてもうゴメンだから。

それに……覚えているから。

ずっと……ずっと覚えているからっ!




「……めだかちゃん//僕…その約束も… 君との約束もちろん覚えてるよ//」

劉一は顔を上げた!

この時、めだかちゃんは劉一が顔を自分以上に赤くさせていることに気がついたようだ。


「!」



その答えを聞いためだかちゃんは途端に笑顔になった。


「……僕///……僕はめだかちゃんが好きだよ。13年間もあってなかったけど… 会えない時も、会えないって思ってた時もずっと。 あの時から変わってない……よ///。 ≪大好き≫」

劉一は恥かしいけれど、必死に我慢しながら続けた。

劉一の言葉を聞くごとにめだかちゃんの表情は輝いて行く。

光の様に輝いていて……誰もが振り返るような笑顔を見せてくれていた。

でも、劉一は恥かしいのかその表情は見て無かったようだ。

劉一は、目線を別の方向へと向けながら続けた。


「……だから、さ? ……他の女生徒の話をするたびに睨むのは…ちょっと控えてもらいたいかな?僕はめだかちゃんが1b“ガバッ!!”『 劉一! 約束のキスだ!…ちゅっ!! ッ凛』むぐぅぅっ!!」


劉一が最後まで…言うその前に。

めだかちゃんの唇が劉一の口を塞いだ…。



「ッッッ!!??」



あの時もキスをしようとしていたけど…

その時より遥かに早い…

暫く意識が飛んでたと思うね… 苦笑





【黒神めだかの真骨頂 行き過ぎ愛情表現】





「私も劉一!貴様の事がずっと好きだったんだぞ! あの時…いや あったときからだ!」

続けてめだかちゃんは至近距離でそう言
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