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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第31話 「あの時の約束を覚えておるか……?」
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にこたえるようにめだかちゃんは凛っ としていた。

劉一は、少し肩を落として。

「ええっと………。彼女には1回だけあった事があるだけだよ。 あの食育委員会ってさ?2人も委員長がいるじゃん?少し珍しいなって思って。 ……それで、そこで話しをしていた時に、僕は彼女の信念をその時に聞いたんだ。それだけ、それだけだよっ!めだかちゃんっ!」

劉一は少し必死にそう言う。

決して嘘は言っていない。

その彼女の信念には感銘を覚えていたから……心に強く残ったんだ。



そんな劉一を見ためだかちゃんは、とりあえず嘘は言ってないと判断したのか、扇子をビシッとしまうと……。

「ふむ、そうか…」

それだけ言っていた。

劉一は、少し安心できていた。

ほんの少しの事で、めだかちゃんに言われ続けたら……身がもたないから……。











「ところでだ…劉一!」

そして、帰り道中…。

めだかちゃんがなにやら突然話題変更した!?

(さっきの事…かなぁ… (怖))

劉一は、少しビクッと体が震えた後……。


「な、なに… かなぁ?めだかちゃん……。」

意を決し、 恐る恐る聞くことにした…。

だけど、めだかちゃんの返答は想像外の事だった。



「私との約束… 覚えておるか?」



その一言だけだった。

その表情はいつもと少し違っていた。

( 約束…?)

劉一は、腕を組んで考える……。

だけど、纏まらない。

「ええっと… たくさん有ると思うけど… ほら… 昔だったら、手合わせの事とか… 最近じゃ 決して勝手に消えるなとかさ… 僕、いっぱいあるね?めだかちゃんや、善吉との約束。うん、覚えてるよ。」

その通り。

【約束】。

それ自体は沢山ある…。 それに、忘れたら怒られちゃうからね。


「ふむ。確かに沢山したが、重要な約束の事だ。」


めだかちゃんはそう言う。

でも、劉一はまだやっぱりわからない。

ただ、さっき言った事、それは 所謂【ハズレ】と言う事はわかった。


「ん……。めだかちゃんとの約束ってどれも僕に取ったら重要だからね… 難しいなぁ… お願い!もう1つヒント!頂戴よ。」


劉一が両手をそろえてそう言うと…

……めだかちゃんはちょっとムスッとしていた。

答えてくれない事、それが残念で仕方が無い……と言った様子だ。



「むぅ…… 私が、私達が高校生となったら………、の約束だ。まさか忘れたとは言わないだろうな…?」



めだかちゃんは、少し顔を紅潮させていた。

劉一は……その言葉を聞いて再び考え
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