第76話 S級魔道士昇格試験!!
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手の拳を高く突き上げた。
マカ「ジュビア・ロクサー!」
ジュ「え?ジュビアも?」
以外だったのか、軽く目を見開く。
マカ「フリード・ジャスティーン!」
フリ「やはりな。」
グレイと同様口角を上げる。次々に名前を呼ばれてS級魔道士昇格試験に参加する妖精の魔道士たち。残り3人・・・!!
マカ「ユモス・クオリナ!」
ユ「えっ?」
青い澄んだ垂れ目を見開く。
マカ「ショール・ミリオン!」
ショ「はっ?」
鮮血のような赤い吊り目を見開いく。ショール、開いた口が塞がってないよ。
マカ「最後は・・・マヤ・ララルド!」
マ「・・・ほえ?」
オレンジ色の大きな瞳を更に大きく見開く。口からは変な声が出た。そして、
マ&ユ&ショ「えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
3人一斉に驚嘆の声を上げる。
マカ「この10人が今回の・・・」
マ「ちょっと待ったーーーーーーーーーーーーー!!!」
マスターの言葉を無理矢理遮る。
マカ「な、何じゃマヤ。」
「何じゃ」じゃないよっ!!
ショ「何で俺が選ばれてるんですかっ!?」
マカ「お前の強さをエルザとミラが認めておる。」
マスターは後ろに立っているエルザとミラの事を顎で示す。
ミ「だってショール、強いじゃない。」
エ「お前は頭も冴えているからな。」
ミラはいつもの笑顔で平然と答え、エルザは腰に手を当てながら答える。2人の言ってる事は正論。ショールは選ばれて当然だよ。
ユ「私はショールみたいな才能はないし、強くもないです!!」
いやいやいや、ユモは十分強いよ・・・てゆうか、自覚なかったのぉっ!?さすがユモ。相変わらず鈍感だね〜。
マカ「お前の強さと身体能力をラクサスとリョウが認めておる。」
また後ろに立っているラクサスとリョウを顎で示す。
リョ「お前の回し蹴りは痛いからな。」
ラ「女にしてはたいした身体能力だ。選んでやったんだから素直に喜べ。」
リョウが頭の後ろで手を組みながら答え、ラクサスが表情を変えずに答える。ラクサス、あんたも少しは素直になりなよ。私もユモの強さは認める!!でも、
マ「じゃあ私は!?私は強くもないし、ユモみたいに身体能力もないし、ショールみたいに頭もよくないよっ!!」
それに、ルーシィやウェンディ、他の人たちの方が私より早く加入してるし、トーヤや、他の人たちの方が強いし・・・
マカ「お前はわしが認めた。お前の心優しさを認めただけじゃ。」
・・・マスター。
ギ「俺はみんなの意見に合わせただけだ。頑張れよ。」
マカ「選ばれた者はてっぺんを目指す!選ばれなかった者は応援する!」
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