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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百二十九話  『ホテル・アグスタ』
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ちゃん」
「今回は私の独断だからどんなバツでも受けるわ。
ただ、見ていてティアナが無理している風に見えたからつい手を出してしまったのよ」
「そか。まぁ、今回はシホちゃんのおかげでスバルも助かったようやし、私からはお咎めもなく不問にしておくわ。
でも、今後は勝手に動かないでな?」
「了解」
「それとシャーリー達の報告で召喚師の存在が出てきた。
シホちゃんの目で確認できなかった?」
「そうね…。すぐに降りてきちゃったから確認はできなかったわ。
もっと範囲を広げて見た方がよかったわね」
「シホちゃんの目でも目視はできなかったと言う事は少なくとも四キロ範囲外のところから召喚していたということか…あるいはどこかで隠れて召喚したかのどちらかやな」
「そんなところね」

と、そこに道の向こうから一人の男性が歩いてきた。

「そこのお嬢さん方。オークションはもう始まっていますよ?」
「あっ…」
「いいのかい? 中に入らなくて」
「ご心配ありがとう。でもこれでも一応お仕事中ですので」
「そうね」
「どこかのお気楽査察官と違って忙しい身なんです」
「そうかい?」
「………えいっ!」

はやてはその男性の胸にパンチを入れる。
そう。この人こそヴェロッサ・アコース。カリムの義理の弟で査察官だ。
それではやてと…ついでに私の頭も撫でられた。

「あはは。またお仕事ほっぽりだして遊んでいるんですか? アコース査察官」
「ひどいなぁ〜。こっちもこれでもお仕事中だよ。はやて、シホ」
「そう? 私には遊んでいるようにしか見えなかったわよ?」
「そういうシホははやてに怒られていたようだけど?」
「ぐっ…痛いところを」
「「あははははッ!」」

それで笑い出すはやてとヴェロッサ。
ええい、うるさいわよ。
それからはやてとヴェロッサと色々な話をしたのだった。



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