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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第102話】
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今日はポニーテールなんだな」

「あ、うん。たまにはね?篠ノ之さんと被るからあまりしないけど――」

「ん?篠ノ之のは長すぎるじゃないか、未来のポニーテールのが可愛いさ、これが」


「ば、バカ……、ありがと……ヒルト…えへへ」


――何だかんだで未来も褒められるのに弱いのかな?

常套句にするつもりはないが……似合ってて可愛いのは事実だし。



「……未来、話は戻すが予測できたらラウラにキスはされてないぞ?――まあ、俺の不注意なのは事実だが…」

「……もぅわかったわよ。私が怒ってももぅあれは変えられない事実だし……はぁ…」


納得しつつも、ため息が出た未来を見て――。


「未来、ため息は幸せが逃げるぞ?ほら、ニッコリ笑顔だ」


ニッと笑顔で未来を見ると、最初はぽかんとしていた未来だったが、途中俺が変顔して見せると――。


「ぷっ――――あはははっ♪何よー、いきなり変な顔にして〜♪」

「いやいや、未来を笑顔にするためなら変顔だろうとなんだろうとする幼なじみだぜ?」

「ふふっ、でもその顔、セシリアとかシャルロットさんには見せない方がいいかもね?」



そんな二人の名前が出た瞬間、またフラッシュバックされるように思い出すさっきの出来事――。

忘れていた訳ではないが、思い出すとまた全身の熱が上がる感じがした。

――と、未来は俺の変化に気づいて。


「だ、大丈夫?何か急に顔が赤くなったけど……?」

「だ、大丈夫だ。ちょっとな……」


そう言うと未来は何も言わずに柔らかな笑みを俺に浮かべるだけだった――。


「……そういやさ、未来は何でIS学園に転入してきたんだ?」

「え……?……言わなきゃダメ…?」


何だか凄く言いにくいのか、その表情が困った表情になり眉を八の字に下げ始めた未来。


「いや、言いにくい事なら言わなくていいぞ?」



そう言うと安堵したのか表情が和らぐ未来。


「う、うん。なら言わない……ヒルトがIS学園に入るのが悪いんだし……」

「何だ?俺が悪いのか?」


「ぅ……相変わらず耳が良いんだから…工事中の建設現場で話しようかしら…」

「流石にそれは普通の会話すら聞こえなくなるぞ?……まあいいさ、同じ学校何だし、まあ一番喜んでたのは美冬だがな」


事実、美冬は未来と一緒にIS学園いけるものだと思っていて当時喜んでいたのを急遽俺が受ける私立に変えたのだからがっかりしていた――っても未来から理由を訊いてすぐに納得したから大丈夫だが。


「そういやまた話かわるが――専用機、母さんから受け取らないのか?」

「えっ?――うん、代表候補生として学園の
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