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少年は魔人になるようです
第39話 魔帆良は悪魔達と戦うようです
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てあげた。


「ククク、ノワールが喋っているのを遮るとはいい度胸だ小僧。

選べ、魂が死ぬか肉体が死ぬか精神が死ぬかださあ選べ!!」

「シュウ、気絶してるから無駄よ。さっさと記憶封印して帰して、帰りましょう。」


嫌になるわ〜。報告したら、またガンドルちゃんのお小言に付き合わされるのかしら?


「……いや、記憶はこのままにして帰そう。」

「その方が面白いから、かしら?それとも進める為なのかしら?」


シュウは両方正解、と言う顔をすると、坊やを寮へ転移させた。

全く、責任は持たないわよ?・・・・支えてはあげるけれど。

Side out



翌日、朝−−−−



Side ネギ

「はぁぁ〜……。」


昨日大橋で気を失って、気がつくと寮の部屋で寝てた。

どう考えても愁磨さん達が送ってくれたんだよね・・・。

分からないよ・・・村を襲った悪魔は魔王で生徒だし、父さんの知り合いっぽい愁磨さんは、

そのもみじさんの・・・保護者?だし・・・・。


「あ〜〜〜!!どうしたらいいんだよぉぉぉ!!

もみじさんは生徒だから仇も討てな……そもそも愁磨さん達が居るし、

と言うか、もみじさんも魔王なんだからボクが勝てるわけ無いよ!」

「よー、困ってるみてぇだなアニキ!」

「そうだよ、困ってるんだよぉ〜〜!猫の手も借りたいよ〜!」

「へっへ、猫じゃあありませんが、オコジョの手でしたら貸せますぜ?」


いや、日本のことわざでそれくらい忙しいって意味で。

本当に猫の手なんか借りれるわけないし、ましてやオコジョ・・・


「……オコ、ジョ?」

「そうでさぁ!正確にはオコジョ妖精ですがね。」


隣を見ると、そこにいたのはタバコを持ってトレンチコートを着た・・・


「カモ君!!」

「へっ、お久しぶりでさぁアニキ!!」


Side out

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