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少年は魔人になるようです
第39話 魔帆良は悪魔達と戦うようです
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・・。」

「まぁ、いいけどね。さ、報告に−−」


ドガアアアアアアアアアアアアア!!!


「うわぁぁぁぁ!?」

「おー、あっちもやってるね。あっちってたしか・・・。」

「ああ、例の助っ人の担当区の一つだ。」


助っ人の傭兵?の人達は、全員一人で戦ってるらしい。

それも、伯爵級以上の悪魔のいるところで。


「僕達でも殆どが男爵級以下の地域、それも三人一組なのにね。

一体、どっちが化け物なんだか・・・。」

Side out


Side 愁磨

「ックシ!!」

【隙アリィィィィィッ!!!】

「っと、こんなのが隙になるか戯けが!≪支配ノススメ 『剣聖(アルデヒャド)』≫!!」


『魂喰らい』で切りかかってきた子爵を逆に切り捨て、周りの悪魔達を見回す。


「毎日毎日ご苦労なこった。で、そろそろご主人様の事話したくなったりしないかな?」

「私たちの王の友と言っても、言う訳にはいかないのだよ!!」

「地獄にお友達作った覚えはねえし、手下しか寄越さねぇビビリも知らねえよ!!」


ここでの地獄は、天界にあった地獄ではなく本物の地獄のこと。

天界の地獄、地獄界の地獄とでも言えばいいのだろうか。


「ッハ!あの魔王に限ってそれないよ!!」

「魔王ねぇ。数人心当たりがあるから困るよ!!」

(「シュウ〜、お取り込み中ごめんなさい。聞こえるかしら?」)

(「ん?ノワールの声なら、何時でも聞こえるぞ?」)


大公級と思われる奴と公戦していると、ノワールから念話が来た。

今の兵装じゃ余裕がある訳じゃないんだが、ノワールのためなr。


(「そういう小恥ずかしい事は置いておいてくれるかしら・・・。

こっち、侯爵と公爵がわんさかいて面倒だから、あれやってくれる?」)

(「ん〜、皆時間かかってるみたいだし了解した。」)


プンッと念話を切り、悪魔から一気に距離をとる。


「と言うことで。大公級とやる機会は早々ないから、もっと楽しみたかったんだけど。

妻のお願いなら仕方ないよな?」

「うむ、それなら仕方ない。ならばこちらは一斉にーー」

「その心配には及ばない。どうせ一撃だ。」


俺は手を合わせると、手の平の間に魔力で球体を作り上げる。

「≪形態変化:妖精尾長≫………じゃ、またいつか。」

「−−!!全員退」

「『妖精の法律(フェアリー・ロウ)』!」


唱えると光が麻帆良中に広がり、俺が敵と見なした全てを葬っていく。

・・・魔法先生、死んでないだろうな?


………
……



バンッッ!!
「貴様、どういうつも
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