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MASTER GEAR 〜転生すると伝説のエースパイロット!?〜
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「………………いいですよ」
フィーユの言葉を遮って叫ぶソルダだったが、彼女の言葉もまたハジメによって遮られた。
「ゴーレムに襲われている貴女達の母艦を助けたらいいんですよね? 構いませんよ」
「お前! 自分が何を言っているのか分かって……」
「だったら見捨てた方がいいですか?」
「………!」
叫ぶソルダを無表情となったハジメの一言が黙らせた。
ハジメは元々おとなしい性格で滅多に怒ることはないのだが、今の彼はこれ以上ないほどに腹をたてていた。せっかく命を助けた相手にいきなり怒鳴られて、自分の愛機を偽物扱いされて、自分ではブロンズクラスのゴーレムに勝てないと決めつけられて、……いくら何でも限界だった。
ハジメはゲームとはいえマスターギアのトッププレイヤーで、彼から見たらブロンズクラスのゴーレムなんて雑魚でしかなかった。数が多いとはいえ自分ではブロンズクラスのゴーレムに勝てないと言われるのは、彼のトッププレイヤーとしてのプライドが許さない。
「……いいですよ。ブロンズクラス『ごとき』に手こずる貴女達に、僕と、サイクロプスの実力を見せてあげますよ」
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