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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
夏祭り
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ルダーが置いてあったので、簪達に伝え射的屋に向かった。
「…おじさん、そのキーホルダーどうしたの…」
「あーこれな。さっき、そこら辺の道で拾ったんだ」
簪が屋台のおっちゃんに聞くと落ちていたのを拾ったらしい。
「実はおっちゃんそれ、コイツが落としたんだ。だから、返してくれないかな?」
「証拠は」
「……はい?」
「だから証拠だよ。本当にその嬢ちゃんが落とした物なのか証拠がなければ渡せないね。どうしても欲しいなら撃ち落として取りな」
おっちゃんはそう言いながら、悪代官みたいな笑みを見せながら言ってきた。
「ボク絶対こんな大人にはなりたくないな」
と、水月
「僕は絶対こんな人間になりたくないない」
と、虎鉄さん
「ていうか、落とし物景品に使ってる時点でアウトでしょ」
最後の俺とで、ドン引きした顔で屋台のおっちゃんを見ていると、簪はおっちゃんに射的代を渡した。
「お、物わかりがいいな嬢ちゃん」
おっちゃんは呑気に笑いながら簪にコルクを渡した。簪はコルクをすぐに装填しておっちゃんめがけ撃った。
パンッ
「ギャアアアア!」
おっちゃんはギリギリでかわしたおかげで髪にかすった程度だった。
「ちょっとちょっと!!簪何やってんの!?」
「水月放して。まずこの人に一発当てないと気が収まらない」
「ダメだぞ簪。感情的になると当たる物も当たらないぞ」
「真理なにを教えるんだ!水月、簪の代わり僕達がやるよ!」
虎鉄さんがそう言うと水月は簪からコルク銃を取り、二発目を装填してキーホルダーめがけて撃つとキーホルダーのある段の2つ上の段のお菓子に当たった。俺は必死に笑いをこらえていたが抑えることができなく爆笑した。
「水月お前当てる気あるのか。チョーウケル!」
「こらこら真理全力でやった人を笑ってはいけません。水月は全力でやってこの結果だったんだから」
虎鉄さんの言葉で水月は精神的に大ダメージを受けてしまった。三発目は虎鉄さんが撃ち惜しくも外してしまった。
「うーん、的が小さいからな当てずらいな。じゃあここは、数々の任務を遂行してきた(ゲーセンで)真理に任せよう」
虎鉄さんはコルク銃を投げながら渡してきた。俺はコルク銃に弾を装填し始めた。
「的結構小さいけど大丈夫?」
「愚問ですね虎鉄さん。的の大きさなんて関係ない。やられる前にやる…それだけの話だ」
「そんな暗い話じゃないよ」
虎鉄さんがそう言うと俺は狙い照準を合わせて狙い撃つとターゲットにヒットした。
「「おぉ、……って何狙ってるんだ!」」
水月と虎鉄さんは同時にツッコミを入れてきた。そう、俺が狙ったのはキーホルダーの横にある
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