第八十九話
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あの映画ではキャスターを倒した後、裏切ったアーチャーと士郎がこの城で戦う事になる。
ギルガメッシュを倒す為には士郎のレベルアップも必要なのだろうが、既にギルガメッシュは倒している。彼のレベルアップは必要ないかもしれない。
極論、俺はイリヤが生き残り、平和に暮らせると言うのならその他がどうなっても構わない。ただ、聖杯が汚染されていた場合、生み出される地獄は止めざるを得ないだろう。イリヤを中心に生贄のような彼女を救うと言う命題は綱渡りの繰り返しで、選択肢を間違えればまず彼女の命は助からないだろう。
ギルガメッシュを封印した事に関しては、イリヤの管轄外の英霊だった為か、そこまで不審に思われていないが、彼女の内に倒したサーヴァントの魂が帰らないと言う事は俺への疑念になる。
後一回だけだ。きっと後一回しか酒刈太刀で誤魔化せまい。
彼女の体を維持するためには4騎を越えるサーヴァントは倒せない。すでに2騎、これから討伐に行く予定のキャスターで3騎、アーチャーが俺か士郎に倒される展開になって4騎、もうこれ以上の脱落はさせれない。
聖杯戦争もそろそろ終盤に差し掛かる頃だろう。キャスターの討伐以降は俺達の情報を越え、めまぐるしく終着へと向かうはずだ。
どうなるものか…不安は尽きない。
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