第72話 聖十VS聖十
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リョ「ルーシィ〜!!ルーシィ〜!!どこだーーーーーっ!!!」
白黒の仮面のやつ等、絶対に許さねぇっ!!ぶん殴ってやるっ!!
?「お前にそれが出来るのか?」
リョ「!誰だっ!!」
いつの間にか俺の背後に白と黒の仮面を付けた変なやつが立っていた。
リョ「お前、白黒の仮面(モノクロマスク)の幹部の1人だな。ルーシィはどこだっ!!」
?「やれやれ、こんなやつを聖十に選んだ評議院の頭もどうかしてるな。」
リョ「なんだと・・・もういっぺん言ってみろっ!!」
俺の怒りは頂点を達していた。そいつはゆっくり仮面を外すと・・・
リョ「ジ、ジン・・・」
ジ「久しぶりだな。リョウ。」
何で、ジンが・・・?まさか、白黒の仮面の幹部の1人なのか・・・
ジ「訂正すると、白黒の仮面の幹部のリーダーだ。」
マ、マジかよ・・・
リョ「まさか、ジンがここの魔道士とは、思ってもみなかったぜ。」
ジ「それはお互い様だ。お前が妖精の尻尾の魔道士で、彼女ができたとはな。」
!!まさか、それを知っててルーシィを・・・
リョ「お前等の、お前等のマスターの目的は何だ。白状しろっ!!」
ジ「おいおい、先輩に向かってその口の利き方はなんだ。俺はお前と勝負をしたくて、彼女を人質
にして、お前を呼び寄せただけだ。」
リョ「そんなくだらねぇ事だけで、ルーシィを傷つけたのか。」
ジ「あぁ。そのとおりだ。」
最低だ・・・
ジ「さぁ始めよう。2年ぶりだ。どっちの方が強くなったかな?」
ジンは首から提げてあった聖十の称号のペンダントを取り出した。そう、ジン・サンキシャ。こいつも聖十の1人だ。俺が聖十になる2年前に聖十の称号をもらった人物だ。
リョ「生憎だが、俺は今お前と勝負をするつもりはない。お前を倒して、一刻も早くルーシィの居場所を聞くのが優先だ。」
俺は聖剣(エクスカリバー)を1本抜くと、ジンに向かって、
リョ「竜桜切ッ!!」
俺の背後に青いドラゴンが浮かび上がる。
ジ「遅い!」
あっさりかわされた。
ジ「スピードが2年前と変わらないな。彼女と遊びすぎたか?」
リョ「黙れ。」
ジ「我と、心繋ぎし、姿を現すがよい!暗黒の騎士、イビアン!!」
青い魔法陣から銀色に輝く鎧をまとった騎士が現れた。ジンの魔法はマヤとトーヤと同じ召喚魔法の一種、騎士召喚(ナイトズ)だ。
ジ「イビアン、目の前にいる者を蹴散らせっ!!」
イビアンは持っていた槍で俺に突進してきて槍を振りかざす。俺はかわす事ができたが、頬に掠り傷ができた。俺はもう1本の聖剣を抜くと、イビアンを追い越し、ジンに向かって、
リョ「2剣流、速刀殺切ッ!!」
も
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