第一話 鬼道流ですか
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げた。四季ちゃんに継いでほしいのはその武術なのよ」
ふむ、なるほど。話の内容にこそ驚いたが、これはある意味チャンスかもしれないな。
俺は別に荒事とかに首を突っ込む気はないし、平穏に日々を過ごせたらそれはそれでいいと思っているが、せっかくダンのやつから特典をもらったんだ。有効活用できるもんはしておくべきだろう。この世界は元は創作物の世界。なにがあるかわからないもんな。
「わかりました。その武術の修業受けさせていただきます」
俺がそういうと父さんは嬉しそうに笑みを浮かべた。
「そう!それはよかったわ!!じゃ、さっそく明日から修業を始めましょうか」
どうやら明日からさっそく始まるらしい。まあそれは別に構わないのだが・・・。
「父さん、俺が習う武術とはいったいどのような武術なのですか?」
さすがにそれくらいは知っておきたいんだが。
そんな俺の言葉に「そういえば教えるのを忘れてたわ」と呟くと、俺の質問に答えてくれた。
「その武は『最優』。自らを鬼へと変える道をたどる人の力の及ばないその武術を創った人はこう名乗ったそうよ。
【鬼道(きどう)流】と」
〜回想終了〜
と、いうわけで、現在父さんに修業をつけてもらっている最中なのである。
最初は基礎能力の向上のために、教わったばかりの気の身体強化を覚えるといったものだが、これは実は子供のころから自分なりに練習していたために、あっさりと成功した。(父さん曰く、まだまだ錬度がたりないらしいが)
それで今は身のこなしの練習のため、気の身体強化を使って父さんの攻撃を避け続けているというわけである。
あるんだが、
「ぶらああああああ!!!」
ドゴオオオン!!
「うわあああああ!?!」
「まだまだいくわよ!!」
「ちょ、ま。」
ドドドドドドオオン
「六王銃!!」
「ちょっ!著作権、って岩が粉々に!?」
俺、生き残れるんだろうか?
「す・き・あ・り」
「あ」
チュドーーーーーーン!!!
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