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戦国異伝
第百三十一話 二人の律儀者その三
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うしてもこのことは否定出来なかった、長政にしても。
「だからじゃ」
「それで、ですな」
「その時は文を送られますな」
「そうする。既に用意は出来ておる」
 文を送るそれがだというのだ。
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