第百三十一話 二人の律儀者その一
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のだ。
「宗滴殿でも勝てぬであろうな」
「今の織田家にはですか」
「とても」
「兵が同じでも危うい」
それでもだというのだ。
「まして織田家には将帥が揃っておる」
「それも考えて危ういですか」
「兵の数が同じでも」
「その通りじゃ」
元就は冷静に見ていた、そのうえでの言葉だ。
「それはな、織田家は必ず勝つ」
「朝倉が勝つことはありませぬか」
「宗滴殿を以てしても」
「出来る筈がない、朝倉家は織田家の軍門に降る」
間違いなくそうなるというのだ。
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