黒の剣士その四
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キリトサイド
思いでの丘では、シリカがモンスターに捕まえられてパンツを衆目に晒したりなど(ちなみに白い縞模様だった)色々な事があったが、無事頂上にたどり着いた。
「あ!ありましたよキリトさん!」
シリカが歓声を上げながら花を摘み取る。だが、俺の索敵スキルに反応が有った。
「そこに隠れてる奴、出てこいよ。」
そう言うと、わらわらと集団が現れた。数はおよそ十人。
「おめでと、シリカちゃん。じゃ、早速その花を渡して頂戴。」
オレンジギルドのリーダーロザリアは、さも当然のように言い放った。
「駄目だね、お前らは今ここで牢屋行きさ。」
俺の自信の理由に、ようやく一人が感づいた。
「盾無しの片手剣に黒いコート・・黒の剣士・・?」
その呟きに、全員の顔が凍り付く。
「不味いよロザリアさん・・こいつ攻略組の・・白黒の片割れだ・・!」
「ちなみに白の方もいるぜ。」
奴等の後ろには、剣を担いだクラディールが居た。
結局、奴等は俺達にろくな抵抗も出来ずに牢屋に放り込まれた。
ロザリアだけは醜くも俺達に懇願したが、
「「さっさと飛び込めクソ女。」」
俺達は容赦なく放り込んだ。
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