第32話『プールの授業!! ポロリはないよ!!』
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代々伝わる究極の泳ぎ方を……」
「お前確か去年泳げなかったじゃん」
先生とクラスの他の子達は驚いたり
『泳ぎを教えてあげる』とか言ったりしてたの
「とりあえず不知火は待機しといてくれ
まずはお手本で泳げる奴に泳いで貰いたいからな」
先生はそう言って私達を見て回り
「じゃー月村はイケるか?」
「はいっ大丈夫です」
すずかちゃんに1番手をお願いしたの
それにすずかちゃんも答えて
すずかちゃんは25メートルのプールを泳いだの
その後は先生がランダムに名前を呼んで
呼ばれた人から順に泳いで行ったの
泳げない人は泳げる範囲まで泳いで
その後は水の中を歩いて端まで行ったの
そんな感じで順に泳いで行き
再びツバサちゃんの名前が呼ばれたの
「よしっ次は不知火行ってみろ
泳げる範囲で良いからな。無理なら歩いて行け」
先生がそう言うとツバサちゃんはプールの方へと歩いて行ったの
するとアリサちゃんが
「先生!! ツバサは水の中じゃ力が出ない体質らしいんですけど」
このタイミングで先生にツバサちゃんの事を話したの
「何を言ってるんだバニングス? そんな体質あるわけないだろうが……」
でも先生はそれを否定したの
その間にツバサちゃんはプールの中に入って……
沈んでいったの……って!?
「ツバサちゃん!?」
私が驚いて助けに行こうとしたら
「どうしたのツバサ? 大丈夫?」
フェイトちゃんが先に助けていたの
すずかちゃんと協力してプールからツバサちゃんを助け出して
「ツバサだいじょーぶ?」
「大丈夫ツバサ?」
「体が乾けば…問題ない……」
「ツバサちゃん1人で入っちゃ駄目だよ?」
「もぅツバサ!! 少しは頼りなさいよ!!」
「わかった……」
「って言うか更衣室で入らないって言ってたのに何で入ったの?」
「………気分?」
事情を知らないフェイトちゃんとアリシアちゃんは
ツバサちゃんを心配していて
すずかちゃんとアリサちゃんは少し怒っていたの
その後は自由時間になったんだけど
ツバサちゃんはプールサイドで
足を水につけてボーっとしてたの
「ツバサ一緒に遊ぼーよー」
「難しい……」
アリシアちゃんがツバサちゃんを誘うけど
ツバサちゃんは断っていたの……
「じゃー私が補助してあげるから入りなさい」
「「「私も手伝うよ(の)」」」
「私もー」
そうやって交代でツバサちゃんの補助をしながら
何だかんだで楽しく遊んだの
その次の時間の国語の授業では
疲れたのかツバサちゃんは完全に寝てたの……
起こそうと体を揺すったり声を掛けたりしたけど
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