第6話「試験―@」
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言葉を合わせる。
「「あの二人はきっと――」」
ユエとまき絵の話の内容が分からず、クーが首をかしげて推測する。すると、すぐに彼女も思い当たったのか、手をポンと叩いて二人の会話に参加した。
「――空腹が我慢できなかったアルか?」
……。
二人がクーをジッと見つめて、ため息。そしてじっくりと間合いを溜めて同時に、
「「……ウンソウダネ」」
「あ、あれ。かつてないほど冷たい目ある」
「「……ソンナコト、ナイヨ」」
「あ、ちょ、ちょっ。どうして目をそらすアルか!?」
カエデとタケルが危機感を募らせて地下に残ったことは露知らず、彼女達はじゃれあっているのであった。
ピンクな誤解を残したまま。
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