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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
テイルズオブドラゴニア・5
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こにあるのよ!!森羅万象の根源にして宇宙という存在そのもののすべてを知るに等しいこの一世一代の研究を!誰が好き好んでみすみす手放すものですか!!」
「そーだそーだ!お母さんの邪魔をするな!」
「ほら見なさいフェイトだってこう言ってるわ!そしてフェイトはかわいい!かわいいは正義!そして正義は正しいから私の主張は何も間違っていない、当然の帰結なのよ!!」
「そんな歪んだ正義は認めねぇよ!!」
貴様は歪んでいる!ひしっと抱き合うテスタロッサ家族都は対照的に、後ろに控えている犬耳お姉さんと猫耳お姉さんが「やってらんねー」と言わんばかりにふて寝を始めている。お前らの主人だろ、何とかしろよ。
もう俺のうろ覚えの原作ルートを完全に外れてる。原作詳しく知らなくともその辺はもう察している。なので俺はもう深く考えることを諦めた。
「あーもういいですぅ。取り合えず俺とあんたは協力関係を結び、互いに互いのことを手伝うギブアンドテイクって関係でいいっすかぁ?」
「いいわよ」
「お母さんがいいなら」
「ちょっとドッグフード買いに行ってくる」
「ならついでに鶏肉とキャベツ買ってきてください」
「もう完全にやる気ねぇだろお前ら!!」
こうして俺と愉快なテスタロッサ一家のながーい付き合いが始まった。
・・・そしてこの付き合いが、後に俺が管理局と関わる切っ掛けとなる「あの事件」が起きるきっかけになろうとは、まだ誰も思っていなかったのだ。
〜その頃アースラ〜
作戦会議室には艦長、クロノ、エイミィ、援軍三人衆が今後の方針を決めるために集まっている。何とロストロギア関係の件が3つも重複しているというある意味稀有な状況なので情報を整理することになったのだ。
「う〜い、それじゃ作戦会議始めるぞー」
「始めマース」
「サクッと行こうか」
どことなくやる気の削がれるテンションでクルトがこれまでに得られたデータをモニターに表示していく。なぜクルトが仕切っているのかというと、実はこの男、デストロイヤーの異名を持つくせに作戦立案が専門なのだ。「四星の麒麟児」の中でも頭脳労働担当なので誰も文句は言わない。エイミィは何か言いたげだが、クルト相手に座学で勝ったことが一度もないため仕事を取られても文句が言えないでいる。
「さて先ずは危険度が最も高い超大型ロストロギア反応だが・・・これは手掛かりがないからサーチャーだけ飛ばして後の調査はすっぱり諦める」
「すっぱり過ぎるだろ!?」
「ンなこと言っても次元跳躍以降何のアクションも起こしてくれない以上こっちからは見つけようがねえからな・・・最悪通りかかっただけの可能性もあるし、正直現段階では一番危険度低いと思ってるし」
「さわらぬ神に祟りなし、かしら。確かにその意見には一理ある
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