暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
十一話:今度こそ!レヌール城
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、時間は経つよね!
 慎重を期して、時間をかけ過ぎたか……。

 ……まあ!
 慎重なくらいで、丁度いいよね!
 なにしろ、命懸けなわけだし!

 ……パパンさえ、イベントに乗っかってくれれば!!

「今日もなんとか、おじさまをひきとめましょう!」

 でないと余計な作業が発生するというか、完遂できる自信が無いというか。





 そんなこんなで、ビアンカちゃんとの冒険初日は、レヌール城にたどり着けずして帰還。

 ……なんとか!
 三日以内には、クリアしたい!

 悪ガキ共に、
「すぐ、かえるんです(うるうる)」
とか言った関係上!

 可愛いドーラちゃんに対してそこ突っ込んでは来ないだろうというか、たぶん覚えてないだろうけど!
 頭悪そうだったし!

 ビアンカちゃんと長くいられるのはいいんだけど、その分パパンの病気が長引くのか、解決前に回復してしまうのか。
 どっちにしろ、困ることには違いないしね!

 ……ええ、パパンは無事(?)にご病気召されてました。
 喜んではないが、助かったよ!
 ありがとう、パパン!
 ごめんね、パパン!!

 ゲームでは咳き込むパパンの横で普通に寝てましたが、さすがに現実だと離されて、だけど子供を客室にひとりで寝かせるのも不用心だということで。

 ビアンカちゃんのお部屋で、一緒にお泊まりです!
 一緒の、ベッドです!!

 ……美少女たちが、寄り添って眠る姿……ああ、もう!
 なんで見れないかな!!



 などというフラストレーションを抱えつつ、昨日よりも脱け出しやすくなった状況で、今夜も町を脱け出します。


 ビアンカちゃんも戦いに慣れ、私もビアンカちゃんがいる状況に慣れ、呪文も昨日のうちに必要なところは教え終わったので、今日はサクサク進みます。

 あっという間に、レヌール城が目の前です。

 ……わりと、近かったんだね。距離的には。
 そりゃ、そうか。
 でないと、子供の足で一晩で行って帰るとか、無理だしね。

 そして、雨も降ってないのに轟く雷鳴、天を裂く稲光。

 ……雰囲気あるね!
 いかにも、幽霊城って感じ!!

 お化け屋敷で生身の人間が脅かしてくるようなのは本気でびっくりするから苦手だが、こういうギミックは大歓迎です!
 幽霊も、実害無い系はわりと平気です!

「つ……着いたわね!さあ!行きましょう!」

 ビアンカちゃんの声が、若干震えてるような。

 虫は平気でもオバケは怖いのかー、やっぱり女の子だね、可愛いとこあるね!
 いや、全体的に可愛いけども!
 むしろ可愛過ぎるけれども!!

「ビアンカおねえさん。だいじょうぶです!ひとりじゃ、ありません
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ