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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
出撃
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ところうろついとったら変やろ?だからこういう風にしとるんよ」
はやての返答に聖は頷くことで納得したようだ。すると目的の部屋に着いたのかはやてが立ち止まる。そしてはやてと聖はその扉を開けてもらい中に入っていった。
中に入り二人を待っていたのは金髪を紫色のリボンで軽く結った修道服を着た女性だった。
「カリム久しぶりやねー」
「ええ、はやてもひさしぶり。……えっとじゃあそちらにいるのが」
カリムと呼ばれた女性は聖の方に視線を向けた。
「うん。六課の新しいメンバーの1人でクロノ君の元部下の白雲聖君や」
はやてが言うと聖も挨拶をする。
「機動六課所属の白雲聖執務官であります」
「フフっ。そう硬くならなくても大丈夫ですよ白雲執務官。いえ聖さん。私の名前はカリム・グラシアといいます。以後お見知りおきを」
そういうとカリムは聖に手を差し伸べてきた。聖もそれに快く応じた。
「まぁ聖君のことはいったん置いといて……これからのことについて話そうかカリム」
「ええ。そうね」
そして二人はこれからのことについて話し始めた。聖はというとさすがに六課の今後のことには口を出せる立場ではないので端の方でもらった紅茶をすすっていた。
少し話し合いが行われたあたりで突如アラートが鳴り響いた。
「まさか!?おいはやて!!」
「わかってる!」
聖がはやてに声をかけると同時にはやても六課にいるなのはや新人達そしてロングアーチに連絡を入れていた。
「はやて!俺も今から現場に向かう!悪いが帰りは1人で帰ってくれ!」
「大丈夫や私も今から帰るから!ほんなら聖君みんな頼むで!!」
はやてが言うと同時に聖は部屋を飛び出し廊下に出ると一目散に屋上に駆け上がりバリアバリアジャケットに身を包み飛び上がった。
「安綱!現場までの時間は!?」
〈全力で飛べばおよそ15分で到着します〉
「上等!」
安綱に確認した聖は一気に速度を上げた。その姿たるや彗星のようだった。
現場到着まで残り数分となったところで聖はヴァイスに通信を開いた。
「ヴァイス!今どのあたりだ」
「今モノレールのケツが確認できた!あと1分ぐらいで追いつける!そしたら新人達をモノレールに降下させる」
「了解だ。こっちも今ヘリが確認できた今から援護に回る!」
「おう!頼んだ!」
通信を切った聖はモノレールの上空を飛ぶガジェットU型にスピードはそのままで突っ込むと通り抜けざまに三機を切り裂いた。
「次だ!!」
言うと聖はまだ残っているガジェットを叩きに向かったところでなのはから通信が入る。
「聖君!私も今から向かうから」
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