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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
出撃
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だったがそれを聖はニマニマとした様子で眺めた。

「バイク好きなんだろ?」

 聖が言うとそれに反応したのはティアナではなくスバルの方だった。

「はい!ティアはバイク好きですよ!!」

「ちょっちょっとスバル!何勝手なこと――――」

「えー!別にいいじゃん教えたってー」

「うっさい!勝手に何でもかんでも暴露すんなって言ってんのよ!」

 ティアナがスバルの顔を引っ張りながら抗議の声を上げる。

「まぁ気が向いたらこいや。手が空いてたら乗らせてやるよ。はやてそろそろ行かないとやばくないか?」

 聖がはやてに言うとはやてとフェイトはそれぞれ変える時間を告げると車を発進させた。聖も続くためエンジンをふかし始めたところでなのはが声をかけてきた。

「聖君!帰ってきたら話があるから私のところに来てね!」

「りょーかい!じゃあ行って来るわー新人達ちゃんとなのはの言うこと聞いてがんばれよー」

 そういい残すと聖は先に行ったはやてたちを追いかけるため多少法定速度を無視して二人を追いかけた。



 はやてたちに追いついたあたりでフェイトから通信が入った。

「なんだよフェイト」

 聖が軽めに答えると回線から飛んできたのはフェイトの怒声だった。

「なんだよじゃないよ!!まったくさっき法定速度を無視しないで運転しないようにって言ったよね!?なのになんでもう破ってるの!!」

「いや〜……それはまぁそうしねぇとお前らに追いつけねーし?」

「そうなら連絡入れるとかあったでしょ!何で危ないことするのまったくもう!」

 フェイトの怒声を若干汗をかきながら聞いていた聖だったが通信の方からはやての笑い声が聞こえたのではやてに話を振った。

「おい。なに人が怒られてんのになに大爆笑してんだはやて」

「ハハハっ!あーごめんなつい笑ってしもうた。でも聖君だってフェイトちゃんの言うこときかへんから怒られるんやで?」

 痛いところを突かれ聖はため息をつく。まぁ確かにフェイトがいったことを無視し危険な高速走行をしたのは聖なので反論できないのは当然だが。

 だがそこでまたフェイトから通信が入った。

「聖!勝手に話をそらさないで!まだお説教は終わってないんだよ!!?」

「わかったわかった!!だからそんなでかい声出すな!」

 結局フェイトの説教は6番ポートに着くまで続いた。その間はやてはひたすら大爆笑だったが。



 聖王教会に着いたはやてと聖は渡された外套を頭からかぶると中に入っていた。中に入るとなにやら案内役のような人がやって来て二人を案内する。

 ふと聖がはやてに聞いた。

「なぁはやてなんでこんな外套着るんだ?」

「管理局の局員がこんな
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