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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
九話:冒険の準備をしましょう
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はい!わかりました!」
「それじゃ、行きましょうか!」
「はい!」



 ビアンカちゃんの案内で、武器屋さんに到着です。

 私の分は、ブーメランで確定として。
 ビアンカちゃんのは、相談しないと……おや?

 ビアンカちゃんの、様子が……?

「……」

 無言で、ディスプレイされている(いばら)のムチを見つめています。
 目が、キラッキラしてます。

 ……うん、わかった。

「ビアンカおねえさんは、その、ムチでいいですか?」
「……え?……だ、ダメよ!こんな、高いもの!!」

 チラチラとムチを見ながら、そわそわと答えます。

 オーケー、オーケー。
 何でも、買ってあげるよ!
 お姉さんに、任せなさい!

「わたしは、この、ブーメランにします!ビアンカおねえさんのムチよりも、たかいんですけど……いいですか……?」

 上目遣いで、お伺いを立ててみます。

「もちろん、いいに決まってるじゃない!ドーラの、おこづかいなんだから!」
「ありがとうございます!それじゃ、おじさん!ブーメランといばらのムチを、ひとつずつ!くださいな!」
「え?え?」

 いいって言ったよね!

 ビアンカちゃんが混乱しているうちにとっとと会計を済ませ、ビアンカちゃんを引っ張ってお店を出ます。

「つぎは、ぼうぐやさんですね!」
「ドーラ……ほんとに、よかったの?こんな、高いもの」
「はい!ビアンカおねえさんの、みをまもるものだから!ちゃんとしたのじゃないと!」
「そう……ありがとうね、ドーラ!」
「はい!さあ、つぎにいきましょう!」


 お金があれば皮のドレスも買いたかったところですがそこまでは無いので、ビアンカちゃんにうろこの盾を買います。
 おなべのフタじゃあんまりだし、私は洞窟で拾った皮の盾があるからね!
「ぶきは、ビアンカおねえさんのほうが、やすかったから!これで、おんなじですね!」
とかなんとか言ってね!

 さらに、道具屋でヘアバンドを買ってお揃いにします!
 ビアンカちゃんと、お揃い!
 美少女たちが、お揃い!!

 ……あー、なんで写メが無いのかね?
 鏡でバッチリ確認はしたけれども!

 ……気合いで焼き付けろ!
 脳裏に!
 網膜に!!



 と、オバケ退治の準備を万端に整え、すっかりその気で宿に帰ると、パパンに

「ドーラ、戻ったか。それでは、帰るとするか」

と声をかけられ。

 あー、そういえばそんな展開もあったねえ、とぼんやり考える私。
 焦るビアンカちゃん。

 早くビアンカママン引き留めてくれないかなあ。
 自分から、なんか言うべき?

 なんてことを考えてるうちに、ビアンカちゃんが焦
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